2017/9/13

4202:下山  

 ゴールしてから、まずは防寒着などが入ったリュックを受け取りに行った。リュックはゼッケン番号ごとにまとめられていたのですぐに見つかった。

 ゴール地点は太陽光が強く照り付けていたので、全く寒くなかった。その陽光を浴びているとむしろ暑かったので、リュックの中の防寒着の出番はなかった。

 リュックを受け取ってから、「大観山スカイラウンジ」の方へ向かった。その手前に用意されていたサイクルラックにKuota Khanを掛けて、「大観山スカイラウンジ」の建物の中に入っていった。

 建物の2階まで上がっていくと「完走証」を発行してくれるので、そこまで行ってゼッケン番号をスタッフに告げた。プリンターにセットされた用紙がプリンターからするすると排出されて、私に手渡された。

 今年からは「完走証」にはグロスタイムが印字される。「男子 50〜59歳グループ」の最初の走者が計測ラインを越えると、そのグループに属するすべての走者の計測が開始される。

 列の後方に並んでいた私がその計測ラインを越えるまでには、最初の走者が越えてから10秒以上の時間が経過していたはずであった。

 「完走証」に印字されたタイムは1時間3分39秒であった。サイコンで計測したネットタイムは1時間3分26秒であったので、私が計測開始ラインに達するまで13秒ほどかかったようである。

 「完走証」を手に握って1階まで降りていった。1階にある売店でソフトクリームとコカコーラを購入した。それをテーブル席に座ってゆっくりと味わった。

 ちょっとした至福の一時である。厳しいヒルクライムを終えて食べるソフトクリームは体に染み渡る感じであった。
 
 さらにリュックに納めていた「舞茸おこわおむすび」と「赤飯おこわおむすび」を取り出して、これらも雀の雛のように食べ物を求めている私の胃袋に収めた。

 箱根ターンパイクを限界ペースで上ってきたので、消費したカロリーは相当な数値になっているはず。これらの補給食で、その消耗したカロリーを幾分か補充した。

 ぼんやりと今日のレースのことを振り返った。「今日は調子は良かった・・・最後まで脚が緩むことはなかった。レースの直前1週間は体に溜まっていた疲労を抜くことに集中したのが良かったのか、レース前に体重を厳重に管理して1kgほど体重を落とせたのが良かったのか・・・」

 今年は、6月の「Mt.富士ヒルクライム」でも、8月の「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」でも、昨年出した自己ベストを更新することはできなかった。

 唯一「箱根ヒルクライム」で、ようやく1年前の自分に一矢を報いることができた。少しほっとした気持ちであった。

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 「大観山スカイラウンジ」を出て、芦ノ湖が見下ろせるエリアに向かった。芦ノ湖は穏やかな姿を見せていた。

 ちょうど表彰式が終わったところであった。表彰式が行われた場所には、ゲストである大宅陽子さんの姿が・・・NHKBS1の自転車情報番組『チャリダー☆』で発足した新ユニット「坂バカ女子部」の1人としても活躍する彼女の本職はヨガインストラクター。

 「写真いいですか・・・?」と訊くと笑顔で快諾してくれた。スマホで一緒に自撮り・・・ちょっとしたご褒美となった。

 下山は、ボランティアスタッフの誘導により安全な速度で下りていった。安全なスピードを維持するために、ブレーキは常に握りっぱなしであった。

 安全な速度にコントロールされていたおかげで、下山での落車事故は皆無であった。「MT.富士ヒルクライム」でも「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」でも、下山時の落車事故を目撃していただけに、ほっとした。

 「箱根ターンパイク」を下り終えると、一般道を走って駐車場まで辿り着いた。Kuota KhanをBMW523iの荷室に納めて、帰り支度を手早く済ませた。

 これで、今年の「箱根ヒルクライム」は終わった。来年もきっとこの大会に参加するであろう・・・自己ベストを更新できる可能性は年々低くなっていくが、きっと挑戦することは止めないはずである。




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