2017/8/30

4188:下山  

 しばらく縁石に座り込んで休んだ後、ゆっくりと立ち上がった。スタート地点で預けたリュックを取りにバスが数台停まっている地点に向かった。

 畳平の広い駐車場はゴールしたローディーでごった返していた。数台並んだバスから、私のリュックを運んでくれたバスを確認して、その前に立った。

 リュックはバスの前に大半のものが出されていた。数多くのリュックの中からようやく自分のものを見つけた。

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 それを担いでチームメンバーを探した。2名のメンバーと合流できた。これからゴールするメンバーを待つために奥まったところに場所を定めて、座った。

 体は今までにないくらいに疲労していた。ヒルクライムレースのゴール後は常に出し尽くした感があるが、今年の乗鞍はいくら絞っても一滴も出てこない感じであった。

 ゴロンと横になって体を休めた。直射日光はとても強い。リュックに入っている防寒着は取り出されることはなかった。

 リュックには補給食も入ってるが、それを口にすることはなかった。ちょっとした酸欠状態なのであろうか、少し気分が優れなかった。

 しばしの時間が経過した後、下山のための移動が始まった。しかし、下山渋滞がすごくて、なかなか前に進まなかった。

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 ゆっくりと進んで行くと鶴ヶ池が見えてきた。その色合いは空を青を映していた。神秘的とも感じられる風景である。

 ゴール地点まではロードバイクを押して歩き、ゴール地点からはロードバイクに乗って下った。少し下ったところにある大雪渓近くのバス停付近で一旦止まった。

 そこで一旦ロードバイクを降りて補給食を摂った。ここまで下りてくるとスマホの電波が届く。スマホで結果速報が見れる。

 スマホでその画面を開いた。検索を選び、自分のゼッケン番号を入力した。サイコンのタイムは「1:24:27」であった。サイコンのスタートボタンを押したのは計測開始ラインを通過してから1分以上が経ってからであったので、実際のタイムは1時間25分台後半と思われた。

 画面に表示されたのはタイムは「1:25:49」。昨年のタイムよりも41秒遅くなってしまった。残念ながら「Mt.富士ヒルクライム」に続き、「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」でも、昨年出した自己ベストタイムを更新することはできなかった。

 自分の年齢を考えると自然な成り行きではあるが、やはり少しばかり落胆した。これから60歳に向かって体力も脚力も下り坂を転がっていく。

 「それは致し方ないこと・・・」とは思うが、持久系のスポーツの場合、あがきかたによっては多少はその下り坂に抗うことも可能ではないかという気がしている。

 そんなことをぼんやりと考えながら補給食休憩を終えて、下山を再スタートした。下山は2度ほどの休憩ポイントを経て、順調に進んだ。

 途中で落車事故があった。そのすぐ横を通った。男性が横たわっていて、顔面からは血が出ていた。意識はあるようであった。

 Mt.富士ヒルクライムでも下山時に落車事故があった。下りでの落車事故はやはり怖いものである。背筋が少しひやっとした。

 慎重に下り終えて、スタート地点まで戻ってきた。そこで完走証を貰ってから宿に向かった。宿の駐車場でロードバイクを車に詰め込んで、風呂で汗を流した。

 今年の「乗鞍」は天候に恵まれた。青い空はやはり気持ちの良いものである。「乗鞍」が終わると、夏が終わる。一抹の寂しさを心の片隅で感じた。



2017/9/5  21:31

投稿者:tao

ヒデさん

ウェイトトレーニングですね・・・今後チャレンジしてみます。
後半でもパワーダウンしない肉体が必要なようです。

2017/9/5  9:21

投稿者:ヒデ

タオさん

目標タイムをクリアできず残念でしたね。

まだまだ年齢に応じて対処法はありますから、諦めずに続けて下さい。

ウエイトトレーニングも一つの対処方です。
スクワット、デッドリフト、ベンチプレスと腹筋と背筋の運動が有効です。


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