2017/6/23

4120:代車  

 エンジンがかからなくなったPOLOの代車としてやって来たのもPOLOであった。ただし、現行型のPOLOではなく、一世代前のモデルである。

 現行型のPOLOも来年にはカタログ落ちする予定であるので、一世代前ということになると10年ほど前のモデルということになる。

 この世代のPOLOはマイナーチェンジ前とマイナーチェンジ後で顔つきが大きく変わった。マイナーチェンジ前は独立した丸目4灯ライトが印象的で、キュートな顔つきであった。

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 それが2005年にマイナーチェンジされると、独立丸目4灯がつぶれた目玉焼きのようにくっついてしまった。さらにグリルも無理やりに縦方向に伸ばしたような造形となり、ちょっとバランスが悪い。

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 VWは今年マイナーチェンジされたGOLFのように、マイナーチェンジでは大きくデザインを変えてこないのが恒例であったので、この時のPOLOのマイナーチェンジは異例であり、そのデザインも個人的な好みからすると「改悪」であった。

 VWにもデザイン的に迷走した時代があった。「ワッペングリル時代」である。この時代のVWの車のデザインはあまり良いものではない。

 その後、ワルター・マリア・デ・シルバがチーフデザインなーとなり、現在のVWの水平貴重・直線基調のデザインが確立された。

 現行のPOLOは、その第一弾として登場したのである。その現行型の第一印象は「すっきりとした造形に戻った・・・」というものであった。

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 ドイツ車のデザインの源流は、BAUHAUSである。合理主義的・機能主義的な造形美を追求する姿勢は、常にその根底にあった。

 それを最も分かりやすい形で追及してきたのがVWであった。この現行型のPOLOの造形からは、そういった源流に戻ったという印象を強く受けたのであった。

 その「迷走時代」を象徴する一世代前のPOLOに乗って、VW小平に向かった。修理が完了したPOLOを受け取りに行くのである。

 事務所の駐車場からVW小平までは車で30分ほどである。今日は少し時間があったので、つい最近マイナーチェンジされたばかりのGOLFにも少しばかり試乗させてもらえる予定である。

 本国では1.5Lの新型エンジンに変わったようであるが、何故か日本では1.4Lのエンジンのままである。「それほど変わってないのかな・・・」と思っていた。

 10年以上前のPOLOは、やはり少々くたびれていた。乾いて、ガサゴソという感じのエンジン音を響かせながら、車はディーラーの駐車場に入っていった。




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