2007/4/22

405:双体道祖神  

 双体道祖神は男女一対の石像。夫婦と思われる男女が仲良く肩を組み手をつないだものが多い。双方にこにこと笑って仲むつまじい。その様子は見ていて思わずほほえんでしまう。「道祖神」という名の通り、道行く人を見守る役目もあるが、夫婦円満・子孫繁栄・五穀豊穣などを願って拝まれることも多い。

 今日はGerman Physiksのユニコーンをお使いのT氏邸を訪問した。そしてそこで過ごさせていただいた数時間において、音楽とオーディオが、文化という枠のなかで双体道祖神のように仲良くにっこりと微笑んで腕を組んでいる様をしっかりと体感することができた。その様は本当に心温まる経験であると共に、自分のオーディオと音楽に対する姿勢が「付け焼刃」的なものにすぎない、と反省せざる得ない一時でもあった。

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 T氏のオーディオ歴は50年近くにもなられるそうであるが、その時間の累積のなかで豊潤な香りと味わいが熟成されてきたようである。ユニコーン以外の使用機器は、レコードプレーヤーがトーレンス、CDプレーヤーはバング・アンド・オルフセン、プリアンプがマランツ、パワーアンプが是枝重治氏製作のもの。

 物はそこに存在すると当然その空間を占有する。そして占有した空間に対して一種の責任のようなものが生じる気がする。その責任をしっかり果たしている物もあれば、惰性で少しばかり果たしている物もある。全くその責任を果たすことなく、その空間をうめてしまっている物も当然ある。

 そういう尺度で計れば、ここにあるオーディオ機器は全てその存在の責任を十二分に果たしている。音も本当に素晴らしいのであるが、素晴らしい料理が舌でも目でも堪能できるように、T氏のシステムは目でもその素晴らしさを感じさせてくれるものであった。

 特に気になったのがパワーアンプ。色合いといい、その形といい、ものすごく惹かれるものを感じる。T氏は「管球王国」でこのパワーアンプの写真を見かけ一目ぼれされたようであるが、その気持ちがよく分かる気がした。そしてその姿形だけでなく、音色の生々しさにも心をグッとわしづかみにされた。

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2007/4/23  20:36

投稿者:tao

竹内様
昨日は本当にありがとうございました。素晴らしい音を聴かせていただき、本当に充実した一時を過ごすことができました。
また、アナログに関し極めて重要なノウハウを教えていただき、今後早速取り入れようと考えております。もうそのうち二つは今日発注しました。
音楽とオーディオの関係がうらやましいくらい仲睦まじく感じられましたので、頭の中には「道祖神」の笑顔がイメージとして浮かんできました。

2007/4/23  11:13

投稿者:竹内滋樹

阿南様、竹内です、
昨日は御苦労様でした、こちらの気にいったCD/LPばかりお聞かせし、大変心苦しい限りです。是非次回はそちらのCD/LPをお聞かせいただき屈託無い御意見を・・・
と考えております。
御報告記で御座いますが、道祖神に例えての表現には感服いたしました、小生いまだかってそのような表現をAudioに使用することは思いつきませんでした、又、お褒めの言葉にもありがたいことだな・・・と感謝しております。それでは5月の連休は家にいる予定ですので、なにか御希望のある場合は携帯のほうにでも御連絡下さるよう御願いいたします。


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