2017/4/29

4065:M Sports  

 「試乗車の用意ができました・・・」その営業マンの言葉に促されて、建物の外に出た。駐車場にはBMW 523dが停まっていた。

 展示車と同じ523dであったが、試乗車は「Luxury」ではなく「M Sports」であった。ガソリンエンジンである523iは発売時期が少し遅れるようであった。

クリックすると元のサイズで表示します

 M Sportsはフロントバンパーの形状がかなりスポーティーであるので、目力が強くなったフロントフェイスの押し出しがさらに強い。タイヤのサイズも一回り大きくなるのか、その受ける印象は「Luxury」とはかなり違う。
 
 乗り込んでみてまず驚いたのが太いステアリング。握ってみるとかなりマッチョである。M Sportsは、スポーティーな演出がいろんなところに垣間見れる。

 523dのエンジンは2Lのディーゼルエンジン。私はMercedes-Benzの3Lディーゼルエンジンを6年間使っていた。

 ディーゼルエンジンは、太いトルクや素晴らしい燃費と経済性の高さなど利点が多い。しかし、音と振動に関してはマイナス面があるのも事実であった。

 「最新のディーゼルエンジンはどうであろうか・・・?」フットブレーキを右足で踏んでエンジンスタートボタンを押した。

 「ブルル・・・」とやや派手めな音と振動を予想したが、やや拍子抜けするくらいに軽い音であった。「新型になって、ディーゼルエンジンの音は本当に気にならなくなりました・・・」営業マンはそう言った。

 ゆっくりとスタートして新青梅街道に出た。M Sportsの足回りはかなり引き締められている。それはスタートして少し走っただけで感じられた。

 私が乗っている旧型のLuxury仕様と比べると細かい凹凸をしっかりと拾う。不快な突き上げ感はないが、Luxury仕様の足に慣れた体にはちょっと荷が重めに感じる。

 あと走り始めて感じたのがステアリングの軽さ。パワーステアリングのサポート量が増えたのであろう、軽い操舵感はまるでAudiのようである。個人的には少し軽すぎると感じた。

 車体の剛性感は高い。特に車体の下半分のしっかり感が強く感じられた。一方車体の上半分は軽い感じを受けた。実に軽快である。

 車両重量は旧型に比べ80kgも軽量化されている。その恩恵が車体の上半分に集中しているのかどうかは不明であるが、「下がっしり、上爽快・・・」そんな印象である。

 ディーゼルエンジンは、一般道を50km/h程度の速度で走っている分にはガソリンエンジンとの区別がつかないほどである。

 前が空いてアクセルを少し踏みますと、やや野太いエンジン音がディーゼルエンジンであることを気付かせてくれるが、それ以外は躾が実に良いエンジンである。

 「これはもしかしたら523dが一番の売れ筋になるかもしれない・・・」そう思った。試乗したのは30分程度。もちろん一般道だけである。短い間であるが、色んなことを感じた。

 M Sportsの足回りが実にがっちりとしていること・・・最新のディーゼルエンジンの躾の良さはかなり高レベルであること・・・BMWのステアリングがAudi並に軽くなってしまったこと・・・旧型の末期モデルと新型の差は思っていたよりも小さかったこと・・・などである。

 走行距離が10万キロを超えるまでは新しい車に買い換える予定はないが、その折にはこの新型5シリーズは候補の筆頭になるような気がした。もちろん今回試乗したセダンではなく、ワゴンモデルではあるが・・・




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ