2016/9/21

3844:けんちん汁  

 しばし下っていくと、「都民の森」に達した。「この天気だし、ローディーの数は少ないだろう・・・」と思っていたが、サイクルラックにはかなりの数のロードバイクがかかっていた。

 「週末ライド中毒症」は結構な範囲で蔓延しているようであった。「この天気なのに物好きだな・・・」と、自分達のことを棚に上げて心の片隅で思った。

 都民の森の売店の名前は「とちの実」。ここの名物は「みとうだんご」と名が付けられた大ぶりな団子。炭火で焼かれて香ばしい香りを放っている。

 もう一つはここで作られているカレーパン。チームメンバーの間ではこのカレーパンが一番人気である。

 さらに夏季限定であるが「冷やし田楽」も今年ブレークした。檜原村の特産品である蒟蒻をこの田楽のために柔らかい食感に改良したもの。夏の暑い時期、ヒルクライムを終えて汗が流れるところ、口の中に広がる冷たさが気持ち良い。

 季節はすっかりと夏から秋に変わったようである。今日から売店では「けんちん汁」が始まった。今日のように時折雨が降り、気温が低めに推移していると暖かい「けんちん汁」はありがたい。

 早速その「けんちん汁」を頼んだ。300円であった。売店の建物の中にはテーブルと椅子が置かれている。お店のご主人の厚意でメンバー5名は建物の中で座って食べた。

 「けんちん汁」は具だくさんで、色んな具材から滲みだした旨み成分が実に良い味わいを醸し出していた。

 その「けんちん汁」を胃袋の中にすっかりと納めきった頃合いであった。突然「いたあ〜!」と言いながら、チームメンバーが売店に入ってきた。

 リーダーがリアルタイムで呟いていたTwitterを見て、「都民の森」のいるはずと見当をつけてノンストップで自宅から走ってきたようである。

 その頭からは湯気が出ていた。5+1で6名となったメンバーはしばしの時間、「とちの実」で穏やかな時間を過ごした。

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 都民の森を後にして長い下りを下った。路面は濡れている。下りはじめて最初のうちは小雨も降っていた。ゆっくりめのペースで下っていった。

 やがて道は檜原街道に繋がり、下り基調の道を軽快に進んだ。いつものであれば、武蔵五日市駅に達すると右折して睦橋通りを走るが、祭礼の為交通規制が・・・

 「自転車は大丈夫じゃない・・・」と思い、メンバーが婦警さんに訊いてみると「降りて歩いてください・・・」との返答であった。

 しかたなく、真っ直ぐに進んだ。このコースを進むとしばし上り基調の道を行くことになる。上り終えてから少し下ると朝に通った青梅線に沿った道に突き当たる。

 ここまで来るともう少しである。コンビニ休憩を一度挟んで帰路を急いだ。旧青梅街道のセブンイレブンで皆と別れて、自宅に向かった。

 帰りつくとサイコンのストップボタンを押した。走行距離は146kmであった。今日はヒルクライムでも限界付近まで追い込むことはなかったが、脚には疲労感がじんわりと広がっていた。




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