2007/3/27

379:飴と鞭作戦  

 何事もバランスが大事である。ゴルフのスィングについて、私の場合、体幹と右腕のひじが同調して回転した場合ナイスショットなる確率が高くなる。逆に言うと体幹の回転に対して右腕のひじが早すぎたり、遅すぎたりとばらついてしまった場合、「ひっかけ」や「どスライス」が出てしまうのである。

 車の場合でもエンジンとシャーシのバランスが大事である。どちらかというとエンジンパワーに対してシャーシ性能が勝って余裕があるほうが、車としてはコントロールしやすく乗り心地の良い車に仕上がる。

 リスニングルームの広さとスピーカーの大きさにもやはり丁度良いバランスがあるのかもしれないと、昨日感じた。

 HRS-120があった場所に試しに、2階の寝室にセッティングしてあったConcertinoを置いて聴いてみたのであるが、これが予想以上に良い音を奏でてくれた。

 1階のリスニングルームは以前は10畳の広さがあったが、リフォームの結果、周囲の壁が11cm厚くなったので現在では8畳程の広さである。このあまり広くないリスニングルームではHRS-120の大きさはぎりぎりか若干大きめのような気がする。

 それに対してConcertinoではシャーシ性能がエンジンパワーに勝る車のように、余裕感といったものが感じられ、音楽がスムースである。課題である低域のごわつきもスッキリとする。

 小型の2ウェイスピーカーの潜在能力といったものをひしひしと感じさせてくれた。もちろん最低域の低音の量感に関してはある程度割りきりが必要となる場合があるが、それにしてもその可能性は高い。

 HRS-120 CARBONは決して大きいスピーカーではない。直径が33cmの円筒状の形態をしており上部にDDDユニットが載っている。一人で持ち上げることが充分できる重さでもある。しかし、この部屋ではこれが限界点付近の大きさのような気がする。

 ブルックナーのフォルテでは部屋の空気が「精一杯!」といった感じになるのである。限界点付近なので注意してセッティングしないと飽和してしまう。これからHRS-120 CARBONを手なずけていくためには、「飴と鞭作戦」でいこうと思っている。歌わせるセッティングとギュッと締めるセッティングを併用しそのバランスの良いところを探るという方向である。上手くいくか破綻するかはこれからのお楽しみである。




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