2007/3/22

374:BrilonとConcertino  

 SONUS FABERのスピーカーのいいところは、音楽を実に楽しく聴かせるてくれることであろう。その響きには人肌を感じさせる暖かみがあり、耳につく感じの音を出さないのである。モニター的な聴き方のできないというか、そうさせないスピーカーである。

 第2システムにおいて使用しているSONUS FABERのスピーカーは、エントリー的なポジションのDomusシリーズ。そのシリーズのコンパクト2WAYであるConcertinoである。エントリークラスであってもSONUS FABERの良さをとてもよく感じさせる。

 コンパクトではあるが、その側板はリアルウッド仕上げで、バッフルには本皮が貼ってあり、高級感がある。そして専用スタンドと組み合わせた際の優雅ないでたちは、イタリア人の美的センスの高さを再確認させるものである。

 専用スタンドと組み合わせた際の美しさは、以前雑誌の写真で見かけたAudiophysic Brilon1.0をその専用スタンドと組み合わせた姿と双璧をなすのではないか、と思わせるものがある。Brilon1.Oがゲルマン的なコンパクト美であれば、Concertinoはラテン的なコンパクト美といえる。

 定価はスタンドと合わせて約30万円。Audiophysic Brilon1.0はどの程度の価格であったのかは知らないが、同じくらいだったのではないだろうか。両者とも若干上向きの角度を付けてセッティングされるところも似ている。

 今日はこのConcertinoでBILL WITHERSのベスト盤を聴いた。BILL WITHERSの声の質感がConcertinoの音の質感ととてもマッチする。ウッディーな香りのする声である。聴き疲れすることのない音楽的に楽しい音である。

 数ミリずれたり、インシュレーターが1個はずれたら台無しになってしまうといった薄氷上オーディオもスリリングで楽しいが、そういったものと対極の位置にあるようなこのシステムはほっと和ませてくれる。




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