2015/12/26

3390:3気筒エンジン  

 「この1シリーズはマイナーチェンジして間もなく搭載されるエンジンが変わったんです。最初は1.6Lの4気筒エンジンだったんですが、マイナーチェンジして4ケ月したら1.5Lの3気筒エンジンになったんです。最高出力などの数値上のスペックは同じですが・・・」

 「燃費は3気筒エンジンの方が10%ほど良くなります。しかし、その音質はやはり4気筒の方が良いようですね。エクステリアとインテリアは全く変わりがありません。この新古車は4気筒エンジンです。」

 1シリーズは今年5月のマイナーチェンジ後、それほど時間が経過していない9月に搭載されるエンジンが変更になるという極めて珍しい経緯を辿った。営業マンは、その経緯を簡単に説明した。

 「そうなんですか・・・複雑ですね・・・どうせならマイナーチェンジと同時に搭載エンジンを変えればよかったのに・・・」

 「ちょっとドタバタしていましたよね・・・だからこの車は展示車としてのみ店内を飾っていて、試乗車としては使われなかったんです。1.5Lの3気筒モデルであれば、試乗車があります。乗ってみますか・・・?」

 そう訊かれたので、「そうですね・・・違うのはエンジンだけなら乗ってみたいですね。その前にこの車のエンジン音を聞いてみます。」と答えた。

 右足でフットブレーキを踏みながら丸いエンジンボタンを押した。乾いた音が静かに響いた。窓を閉めている状態では、その音は随分遠くから響いてくるような感じであった。

 VW POLOの1.2Lエンジンも静かであるが、この1.6L 4気筒エンジンも穏やかな音質である。少なくともMercedes-Benz E350 BLUETECのディーゼルエンジンよりは耳に心地いい音である。

 BMW 118iの内装は豪華というほどでないが、こなれた感じで安心感がある。スイッチ類の質感もプレミアムブランドのベーシックモデルとしてのクオリティをしっかりと感じさせてくれる。

 続いて、試乗車として用意されていた3気筒モデルに乗った。外観などは全く同じであった。3気筒の1.5Lエンジンの最高出力は136ps/220Nm。不足感はほとんど感じなかった。

 3気筒エンジンの音は、先ほどの4気筒エンジンとはその音色が明らかに違っていた。個人的にはそれほど良い音質とは感じられなかった。振動の方は1気筒減ったけれどそれほど変化はないように感じた。

 「1.5Lの3気筒」と聞くとちょっと不安になったが、アクセルペダルの動きに対する反応はリニアで加速感はそこそこしっかりとしている。8速ATのできは素晴らしく、2000回転付近でトントントンと軽快にシフトアップしていった。

 BMWの基本テーマである「駆け抜ける歓び」は、この3気筒エンジンを搭載した118iでも十分に味うことはできるようである。

 「VW POLOの買い換えは購入してから6年が経過する再来年と思っていたが、来年予定していたMercedes-Benz E350の買い替えを1年先送りして、POLOを来年早々にBMW 118iに替えてもいいかな・・・」そんなことを頭に思い浮かべながらディーラーを後にした。

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