2015/3/10

3278:変わり目  

 朝起きた瞬間、「今日は暖かそうだ・・・」と思った。事務所へ行き、ついつい癖で無意識にエアコンのスイッチを入れた。

 しかし、思い直してスイッチを切った。午前中は黙々と仕事をこなした。昼食休憩の時に外に出た。コートを着ようかどうしようか迷ったが、「外はまだ寒いかも・・・」とコートを羽織った。

 外に出て「それほど寒くない・・・春は近いな・・・」そう思った。コートのボタンを外し、裾をなびかせるようにして歩いた。

 しかし、空のある方向に濃い灰色をした雲が結構な勢いで広がっているのが見えた。「雨は降らないよな・・・でも、あの雲は不気味だ・・・」と思って、まだ空の多くの部分を占めている青空とは対照的なその暗い雲を眺めていた。

 昼食を終えて店を出た。すると午前中の天気とは一変していた。空は先ほどの灰色の雲が覆い尽くしていた。辺りは暗くなり、雨が降り始めていた。

 そして、気温は急降下・・・春の空気はどこかに飛び去ってしまい、冬の空気に支配されてしまっていた。

 その後も寒いまま・・・緩みかけた気分はまたきゅっと締まった。確定申告作業もあと数日である。気分を引き締め、仕事をハイペースで進めた。

 ORBEA ONIXは今週中にバイクルプラザへ持ち込むこととなった。コンポーネントは現在使用中のSHIMANO ULTEGRAを継続して使う。ペダルもしばらくはDuraaceをそのまま使用し、ステムはDedaの軽量なものに交換することにした。ハンドルは現在のFSAのSL-Kで充分なのでそのまま継続・・・そして、サドルを交換することにした。

 サドルは現在SAN MARCOのZONCOLANの穴あきタイプを使っている。このZONKOLAN、柳沢峠での下りでの落車の際、派手に擦り傷を負った。そのせいではないであろうが、冬の寒い時期にはしばし軋み音を発したりもするようになっていた。

 このサドルはとても優れものである。これも含めて今までに3個のサドルを試してきたが、一番しっくりとくる。なので「換えるなら同じものを・・・」と思っていたところ、2015年からはこのタイプがカタログ落ちしてしまった。

 「ありゃ〜、どうするか・・・」と思案していたところ「2014年モデルの在庫がまだ残っている可能性があるかも・・・」と思いついた。

 このタイプ、レールがアルミのものとカーボンのものと2種類ある。私が現在使っているのはアルミのものであるが、カーボンのものの方が軽い。もちろん軽くなると高くなるのがロードバイクの世界・・・でも、どうせなら・・・とカーボンの方の在庫が残っているかリーダーに確認してもらった。すると、在庫がわずかに残っているとのことであった。

 1個押さえてもらった。これで、今回のフレーム新調に合わせてステムとサドルも新品に交換されることとなった。

 「もうすぐ、確定申告も終わる。もうすぐ、春がやってくる。もうすぐ新たな相棒とも会える。そして4年間苦労をともにしたOEBEA ONIXとの別れもやってくる。」

 そんなことを思いながら、夜の10時ごろ仕事を終えて駐車場に停まっているMercedes-Benz E350まで歩いた。気温は朝と違い冬のそれであった。駐車場のそばにある祥應寺の山門脇にある桜の大きな木が黒いシルエットになって見えた。もう数週間するとこの桜の木もピンク色に染まるのであろう。早くその様子を見たい気もするが、まだもう少し先延ばししたい気もした。




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