2014/10/23

3141:オイルコンデンサー  

 Point OneとPoint One・・・ふたつのPoint OneがあるとPoint Twoになるのであろうか・・・残念ながらそういったことにはならないようである。

 我が家にはいま二つのPoint Oneがある。一つは修理の旅から戻ってきたものでもともと私の家にあったもの。もう一つのPoint Oneは修理の期間、代わりに使っていててくださいとショップから送られきたものである。

 同じPoint One Stereoであるので、見た目は一緒である。真空管も同じ。しかし使用部品が少し違う。使用されているオイルコンデンサーが違うのである。

 コンデンサーのメーカーや製造年などが違うようである。見るからに古い時代のものと思えるものと、古いには古いがもう一つのものよりも少し新しめと思えるチューブラータイプのもの・・・そのコンデンサーの差が音にどの様な影響を与えるのか・・・

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 同じレコードのA面をプリアンプのみを切り替えて聴いてみる。LINN LP12のターンテーブルに載ったのは、ローラ・ボベスコのヘンデル ヴァイオリンソナタ第4番である。

 最初は古い時代のコンデンサーが搭載されたPoint One。続いて少し後の時代のチューブラータイプのコンデンサーが搭載されたPoint One。

 最初のPoint Oneはゆったりと音を伸ばす。その音の裏側にはビロードが敷かれているような感覚に陥る。その心地よさには人肌の暖かみが感じられる。

 次のPointa Oneは、キレが良い。空間が広がる感がある。特に奥行き感がすっと後方へ広がった。バイオリンとピアノの位置関係が明確で適切になったような気がした。

 それぞれに良い面があるが、長い時間心地よく聴いていられるのは前者のPointOneである。このPoint Oneにはかなり古い時代のものと思われるオイルコンデンサーが二つ取り付けられている。このオイルコンデンサーが音の質感に大いなる影響を与えているようである。

 チューブラータイプのコンデンサーにも良い点が多い。より正確で広い空間表現はその大きな長所である。こちらを良しとする人も多いはず・・・でも、私のなかでの評価基準においては、その優劣は判然としている。




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