2013/8/30

2724:Je3  

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 明日の朝早く「乗鞍」へ向けて出発する。明日は受付を済ませ、チ―ムメンバーと一緒に軽くトレーニング。そして、一泊して本番を迎える。

 その「乗鞍」直前の今日、チューバホーンさんが経営する杉並区の「Pro・Fit」で体のバランスを調整してもらった。2ケ月に1回の割合で受けている整体である。私の体は一定の時間が経過すると右の背筋に張りを感じるようになる。その右の背筋の張りは鋭い痛みを伴うものではないが、体の柔軟性やスムースな動きを阻害する。そこで一定期間ごとに整体によって本来のバランスに戻してもらうのである。

 1時間半の施術が終わると背中の張りがすっきりと解消し、右腕もすっと軽く上がる。さらに今日は直前に迫った「乗鞍」のために骨盤を通常よりも締めてもらった。骨盤を締めると体の重心は前寄りになる。前かがみになった姿勢の時に足に力が入りやすい。

 「Pro・Fit」で整体を受ける際に時間に余裕があると、2階のリスニングルームにお邪魔することがある。今日も1時間ほどリスニングルームにお邪魔させてもらった。チューバホーンさんのリスニングルームは12畳の広さ。

 部屋に入ると「あれ・・・変わりましたね・・・セッティング」と声が思わず出た。従来と180度くるっと回転したようにセッティング位置が変わっていた。従来はピアノのすぐ前に3人掛けのソファが置いてあり、反対側の壁にスピーカーがセッティングされていたが、今日はピアノが置いてある側にLancasterがあった。二つのスピーカーの背後にピアノが鎮座する形となる。

 早速、聴かせていただいた。ベ―トーベンのピアノソナタ31番。ピアノはブレンデル。当然スピーカー背後のアップライトピアノは共鳴しているはず。それが響きの具合を豊かにしているのであろうか、実際のホールで聴くような雰囲気が漂う。くっきりクリーンな音というよりも自然で豊かな音というイメージである。

 さらにシューベルトの交響曲第9番。ガーディナー指揮ウィーンフィルの演奏。オーケストラもホール感が豊か・・・重箱の隅をつつくような聴き方ではなく、泰然とした鳴り方をそのままストレートに受け取る・・・そういった感じで音楽に接することができて、肩が凝らない。

 続いて、白井光子のソプラノでブラームスの歌曲。チューバホーンさんはこのCDを2枚持っている。どちらも輸入盤。しかし、聴き比べてみるとその音の質感は確かに違う。製造年月日が違うからであろうか・・・

 続いて、私が持参したシベリウスの交響曲第4番第1楽章とベルリオーズの幻想交響曲第4楽章を聴かせてもらった。

 やはり古いTANNOYは良い味を出してくれる。そのキャビネットの淡い茶色の色合いのように自然で押しつけがましさのないその音の質感は心休まるものがある。

 私はとあるものを鞄から取り出した。そしてそれをそっとプリンプの天板の上に乗せた。そして、先ほどまで聴いていたCDの冒頭部分を聴き直した。
 
 「やはり変わるな・・・」

 次はLUXMANのCDプレーヤーの天板に移した。そして「有り無し実験」をしてみた。やはり質感に変化が・・・

 「それなんですか・・・」チューバホーンさんは怪訝そう・・・

 「これですか・・・これは顧問先の会社が3Dプリンターの機械を購入したんですが、その機械のデモンストレーションの時に作った樹脂製の部品です。細長い剣山のようになっていて、これを逆さに針の方を下にしてオーディオ機器の天板に置くと、良く言うと奥ゆかしく、悪く言うと大人しくなるんです。」

 つい先日、記念に一つもらった。何気なく我が家のQUAD22のペコペコの天板の上に乗せると音の質感に大きな変化が・・・

 「これ売りだすんですか?これきっと売れますよ・・・オーディオ用と銘打てば1個2万円で売れますよ。ブランド名はJe3でどうです・・・『ジェ・ジェ・ジェ』と読ませるんです。」

 チューバホーンさんは冗談ぽくそう言って笑った。確かにこの形、どことなく神秘的である。オカルトぽさが結構発散されている。

 オーディオ機器の天板になにかしら乗せたら音が変わるものである。ただそれだけのことである。ただ、小さなクラゲのようなものを乗せただけである。

 「ブランド名は『Je3』・・・製品名は『金水母』なんてどうかな・・・」ちょっとそんな考えが頭の片隅をかすめた。




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