2013/5/29

2631:ディーゼル・ハイブリッド  

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 Mercedes-Benzの旗艦であるS-Classがフルモデルチェンジした。このセグメントにおけるベンチマークであり、BMWの7シリーズやAUDIのA8というライバルに追い上げられながらも首位の座をけっして明け渡さない、あるいは明け渡してはいけないS-Classは、Mercedes-Benzにとっては絶対の牙城とも言えるモデルである。それだけに、相当な気合が入ったモデルチェンジであるはず。

 新型S-Classのボディサイズは全長5,116mm×全幅1,899mm×全高1,496mm。ホイールベースは3,035mm。従来のモデルと比べて、そのサイズはほとんど変わらない。全幅および全高はほんの少しその数値が増えているが、全長は逆にやや短くなっている。ホイールベースは変わらない。

 そのデザインであるが、最近フルモデルチェンジされたA-Classの顔つきに代表される新たなMercerdes-Benzの造形様式がはっきりと見て取れる。そのヘッドライトは細かに連続するLEDライトで有機的に縁取られ、どことなく爬虫類や両生類の目を思わせる雰囲気が漂っている。

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 フロントからの眺めは、大型化したグリルや、LEDを配したヘッドライトにより、その印象を鮮烈に強めている。かなり攻めの造形である。

 対してサイドからその全体を眺めると、二本のキャラクターラインは躍動感と伸びやかさをしっかりとその手中に収めるかのように描かれ、全体の造形は比較的穏やかでしっとりとした重厚感を感じさせる。

 モデルラインナップは、「S350 ブルーテック」「S400 ハイブリッド」「S500」でスタートし、その後、「S300 ブルーテック ハイブリッド」が加わる予定である。

 日本には「S400 ハイブリッド」と「S500」が投入されるのであろう。日本はハイブリッドに人気が集まる傾向がある。E-Classには導入されたブルーテックと呼ばれるディーゼルエンジンのモデルの導入は少々微妙であろう。

 個人的にはディーゼルエンジンとハイブリッドを組み合わせた「S300 ブルーテック ハイブリッド」の導入を心待ちにしたいところである。このモデルは、最高出力204馬力、最大トルク500Nmを発揮する、2,143cc 直列4気筒ディーゼルエンジンと、電気モーターを組みあわせた高環境対応型モデルである。

 0-100km/h加速は7.6秒だが、燃費が22.7km/Lである。このセグメントにおいては相当に高い環境性能をほこる

 このセグメントの車を購入しようとするオーナーにとって、このような高い環境性能が購入の大きな動機となるのか疑問ではある。しかし、時代は確実に変わっている。このディーゼル・ハイブリッドモデルが日本にもしも導入されたなら、そこそこ成功するのではという気もするのである。




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