2012/3/26

2202:SCD1  

 昨日の夕方5時過ぎにチューバホーンさんのお宅に着いた。ロードバイクで100km以上走った後であったので、体には疲労成分がそれなりに蓄積していた。しかし、体を思いっきり動かして汗をかいた後というのは、体は疲れているが、頭は結構すっきりとしているものである。

 昨日の夜にGRFさんのお宅でのOFF会&食事会の予定が入っていた。そこで、一旦車でチューバホーンさんのお宅に行き、チューバホーンさんをピックアップして、GRFさんのお宅に向かう手筈になっていた。

 しかし、GRFさんは長野からの帰り道、中央道で渋滞に嵌まったようで、帰宅予定の時間が1時間ほど遅れるとの連絡が入っていた。そこで、少し時間ができたので、チューバホーンさんの2階のリスニングルームに上がりこんで、最近試験的に導入されているSONY SCD1の音を聴かせてもらうことにした。

 SONY SCD1は、世界初のSACDプレーヤーである。まじかで見るとやはりでかい。いかにも物量を投入したといういでたちである。トップローディング方式で、イジェクトボタンを押すと蓋が少し持ち上がり、すっと静かに横にずれていく。

 「なかなか精緻な機械感が溢れている・・・」と思わずその動きを目で追う。CDをセットし、スタビライザーを乗せて再度イジェクトボタンを押すと蓋が音もなく戻ってくる。

 それからしばらく読み込み時間が経過して、いよいよスタンバイOKとなる。さてその音であるが、どんなものであろうか・・・チューバホーンさんのシステムは、プリアンプとパワーアンプがサウンドパーツの真空管式のもの、スピーカーはTANNOY LANCASTER。

 一聴した印象は「オーソドックス・・・過不足ない・・・不自然さもない・・・やくざな部分がなく、堅気な雰囲気・・・まじめで、実直・・・日本のサラリーマン・・・紺色のスーツ・・・」といったもの。

 SONYはすでにSCD1のサポートを打ち切っている。故障してももう修理してくれないのである。そこが不安な要因ではある。

 せっかくだから、CDとSACDとを聴き比べてみましょう・・・というとこになり、ハイブリッドのSACDのソフトを用意して、CD層とSACD層を聴き比べてみた。

 まずはショスターコービッチの交響曲・・・これは明らかにSACDの方が良い。空間が広いうえ、音の質感もリアリティーがアップ。「さすがにSACD・・・」と少々見直した。

 さらに女性ボーカル・・・「うん・・・なんだか、不自然・・・SACDの方が妙なバランスだな・・・確かに高域が伸びているように感じるけど音がバラバラ・・・音楽としてのまとまりがいいまひとつ・・・こちらは明らかにCDの方が良い・・・」

 「SACDはクラシック向きなのか・・・しかも、編成の大きなものに有利のような・・・」そんな気がした。まあ、2枚しか聴き比べしなかったので、大まかなことしか言えないが・・・

 さらに、従来使われていた駆動系、SONY MS-1とSound Design SD05の組み合わせも引っ張り出して聴いてみた。こちらで聴くと、サウンドステージがぐっと広がる。

 帯域も広がったような気がする。オーケストラなどはしっくりとくる。しかし、真空管アンプのときに感じられた艶やかな音色感はやや後退。サウンドステージをとるか、有機的な音色感をとるか・・・これはプライオリティーをどちらに置くかで選択するしかないであろう。

 そうこうするうちに、GRFさんよりようやく到着した旨の連絡が入った。そこで、私の車でGRF邸へ向かった。同じ杉並区内であるので、15分ほどで到着した。




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