2012/2/23

2170:雲行き  

 重い球体を動かすには、ある程度以上の強度の衝撃が必要である。大きな力が加わると、重い球体はゆっくりと動き出す。

 動き出しには、大きな力が必要であるが、動き出してしまうと、慣性の法則が働くので、比較的容易に球体は転がり続ける。

 そしてその球体は、設置している地面の状況に応じて、その方向を変えるので、その向かっていく先を予測するには、不確実性が多分に潜むことになる。

 「近いうちに一度お会いしたいのですが、お忙しいですよね・・・実は先日の待ち合わせをしていた日のことなんですけど、思いがけないことがありまして・・・詳しくは、お会いしたときにお話しします。返信お待ちしています。」

 「寧々ちゃん」から今日メールが来た。14日のあの出来事以来、「どうしたものか・・・」と思案していたが、こちらから連絡を取ることはなかった。向こうから何らかの連絡があるだろうと思っていたが、なかなかメールがこないので、少々不安になっていた。

 「ようやく・・・来たか・・・」という思いで、少しばかりほっとした。しかし、事の顛末がどのようになっているのか、私の推測が正しいのか、といったことに関しては、まだ全く不明である。

 どうにか時間を見つけて「寧々ちゃん」と会って、事の詳細を聞き出すしかないであろう。とにかく、何かしら動き出した感がある。この動き出したものが向かう方向がどちらなのかは全く予測不明であるが、今の地点でじっとしているわけにはいかなそうな雲行きであることは、何となく肌で感じられる。

 Coreさんは、先日のハプニングを受けて、どういう方向で事態を収束しようとしているのであろう。例の女性とは関係を精算して、良き家庭人に戻るのであろうか・・・そうなると、「寧々ちゃん」も私との不明確な関係を続けていくわけにもいかないはずである。

 あるいは、夫婦はこれ以上一緒にやっていけない状況である・・・という方向に向かうのであれば、彼女はいったいどうするのであろうか?経済的な自立は現状では難しいはずである。

 「明日は、午後青梅市の方へ行く予定があります。午後3時頃には仕事が終わりますので、カインズホームに隣接しているスターバックス青梅店で会いませんか?ご自宅からなら車で20分ほどです。時間は3時半で・・・6時には事務所に来客がありますので、5時までなら時間があります。」

 さっとメールの文章を打って送信した。全く文面だけ見ていると、何気ないものであるが、その下に隠された心情は幾分複雑なものがある。




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