2011/11/21

2076:空隙  

 自宅試聴のために3日間お借りしているLINN AKIVAのことのついて記事をひとつ書こうと思っているのであるが、少々気が重く、筆がスムーズに進みそうにない。

 ブログの記事の更新は30分程度で済ませるというルールを設けているので、パソコンの画面の前で首をひねりながら逡巡している暇はない。30分なんて時間はあっという間に過ぎてしまうからである。

 普段はパソコンの電源が立ちあがったなら、一筆書きの絵を描くようにキーを叩き続け、20分ほどで文章を書き、誤字や変換ミス、さらに文章の流れをチェックして「投稿する」ボタンをクリックして、一連の作業は30分ほどで終わる。

 しかし、今日は電源を立ち上げても、「どう切り出そうか・・・」あるいは「どう言い訳しようか・・・」としばし黙考・・・それだけで5分ほど時間が経過してしまった。

 これから述べるAKIVAに対する感想は、幾つかのかなり特殊な環境のもとでのものであり、普遍性という点において、きわめて心もとないものであることを、まず断っておかないといけない。

 特殊性その一・・・我が家のリスニングルームは8畳と狭く、広々したエアボリュームが不足していること。

 特殊性その二・・・我が家のリスニングルームに鎮座するスピーカーとこれを駆動するアンプは、約半世紀前に造られた「骨董品」であり、現代機のような高い性能を有していないこと。

 特殊性その三・・・我が家のリスニングルームの主人は、バロック音楽、それも古楽器を用いて演奏されたレコードなどを好物としている変わり者で、オーディオ的な快感度の高いソフトをあまり好物としていないこと。

 特殊性その四・・・我が家のLP-12は、ほぼポン置き状態のまま数年が経過してしまい、昨日の「講習会」を契機に調整作業をこれから始めようとしている低レベルのものであること。

 こういった特殊性を考慮していただくと、私のインプレなどとるに足らず参考にすらならないものであるということがお分かりいただけたと思う。

 もしも我が家ではなくAKIVAがその実力を遺憾なく発揮できる環境で用いられたなら、その価格に見合った素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたはずである。

 しかし、我が家の特殊な環境(上記のように高級な機器がその実力を発揮しずらい環境)のもとでは、「ありゃりゃ・・・」という言葉と共に、ため息しか出なかった。根本的なところで私の好みと違った方向性を感じてしまった。

 「AKIVAならオーバーハングもぴったり・・・」と内心期待してたのであるが、残念である。こうなれば、RUBYではどうしても合わないオーバーハングを合わせるために、各種メーカのリード線を購入し、試すことにした。

 さらにLINN純正のリード線の端子部分を不器用な手で加工してみた。慎重にやったつもりであるが何本がリード線をだめにしてしまった。

 というわけで、EKOS SEの三つ目のネジ穴はぽっかりとその空隙を空けたまま、埋まることはなさそうである。




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