2011/10/31

2056:2気筒  

 ロードバイクに搭載される「エンジン」は2気筒である。すなわち、右足と左足である。どちらか一方に違和感があると、1気筒だけで走らなければならず、その構造上きわめて困難な状況に陥る。

 8気筒エンジンであれば、1気筒が休止しても大勢に影響はない。走行状況が巡航状態になると8気筒のうち半分の4気筒を休止させて、燃費を改善するシステムを開発しているメーカーもある。新型のAUDI S8も中高速度域で8つのシリンダーのうち4つを休止する“シリンダー・オン・デマンド”を採用している。

 しかし、ロードバイクでは2気筒がマックスであり、8気筒はありえない。それが可能なのは、タコぐらいのものであろうか・・・

 昨日はチームでのロングライドであった。走り出してしばらくすると、右足に違和感を感じた。右ひざの外側と裏側に痛みを感じたのである。この部分の筋肉に軽い炎症が生じているのであろうか・・・

 腕と同様に脚にも「利き脚」というものがあるのであろうか。本来は左右同じパワーでペダルを漕げば効率がいいのであろうが、どうやらどちらか一方の足がリード役を買って出て、率先して頑張っているようである。

 私の場合は、それが右脚なのかもしれない。そのため、右脚に負荷がかかりすぎて少々くたびれているのであろう。従来はゴルフやテニスを時折楽しむぐらいで、特別にトレーニングをしていたわけではない。ロードバイクのロングライドに参加し、ヒルクライムを行うには少々体的にやわであったのであろう。

 右ひざの違和感は、体が温まってきてもなくなることはなかった。「右ひざに負担をかけないようにするには、左脚をリード役として回すようにして、右脚は追従するような感じで漕いでみよう・・・」そう思って、リード役を意識して左脚に変えてみた。

 確かに右ひざへの負荷は軽減されるようである。左脚にリード役を任せると、「漕ぐ」というよりも「回す」感覚でペダリングができるようである。本来はこの感覚で走るべきなのであろう・・・

 ゴルフも右腕よりも左腕をリード役として活躍させたほうが、方向性が安定する。私はテニスをしていたので、どうしても利き腕である右腕がでしゃばる傾向がある。

 パワーは右腕のほうがある。そのパワーは活かさなければならないが、左腕を追い退けるほどにでしゃばると方向性がばらつく。

 よく「右腕はエンジンで左腕はハンドル」と表現される。ハンドルが効かなければ、当然方向性は安定しないはずである。

 もしかしたらロードバイクも似たところがあるのかもしれない。腕ほど左右の差はないはずであるが、右脚と左脚はその本来担うべき役割の分担があるような気がしてきた。

 走り終えて、シャワーを浴びた後、バンテリンを傷んでいた部分に塗りこんだ。今日になって痛みはほとんど感じられなくなった。2気筒しかないエンジンである。大切にケアしなければ・・・




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