2011/10/2

2027:顔振峠  

 心拍計は「184」と表示していた。相変わらず貧弱な心拍機能は悲鳴をあげ始めていた。顔振峠の坂は斜度がきつい。先週上った山伏峠よりもきつい坂が続く。

 シッティングでは推進力が足りなくなるので、ダンシング(いわゆる立ち漕ぎ)を取り入れる。確かに推進力はアップする。しかし、ダンシングすると体力を消耗する。

 「おかしいな・・・雑誌には足を休めるダンシングもある、と書いてあったが・・・」と疑問に思いながら、疲れきってシッティングに切り替える。

 スプロケットをワイドなものに切り替えていたので、どうにかこうにかこの「劇坂」をやり過ごしたが、ダンシングに関しては、明らかにポイントがずれているような気がした。すると、峠の頂上で、バイクルプラザR.T.のメンバーの方が、ダンシングについての注意点を教えてくれた。

 「もう少しバイクを左右に振ったほうが良いですね・・・右足を踏み混んだ時にはバイクを左に、左足を踏み込んだ時には右に倒すことによって、垂直に足を踏み込むことができ、体重がしっかりとペダルに乗って、効率が良くなりますよ・・・」

 「なるほど・・・そうか・・・どうも疲れるのはダンシングの仕方そのものが悪かったのか・・・帰り道にも短めの峠が二つあるので練習してみよう・・・」峠の茶屋で暖かいお茶と味噌田楽をいただきながら、ぼんやりとそう考えた。

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 顔振峠(「こうぶりとうげ」と読む)までの往復は100kmちょっとの道程。いつものようにバイクルプラザR.T.のメンバーでTRAINを形成して走った。肌寒さを感じる気候であったので、アームウォーマーとレッグウォーマーを装着した。

 顔振峠は一度上ったことがある。しかし、そのときはは鎌北湖からグリーンラインを経由してのコースであり、それほどきつい斜度ではなかった。今回は国道299号から上る斜度の厳しいコースである。恐らく今まで上った峠のなかで一番斜度がある。

 どうにか足を着かずに上りきったが、・・・効率の良いダンシングをマスターすれば、もう少し良い走りができるような気がした。そこで、帰り道の小さめの峠で教わったことを試してみた。

 バイクをやや大きめに左右に振って、文字通り「ダンシング」してみた。確かにこちらのほうが体が楽なような気がする。体重をペダルに上手に乗せることができれば、効率よくパワーを伝達できる。これは今後、取り組んでいこう・・・

 季節はぐっと秋が深まった。峠の頂上で体を休めていると、肌寒さを感じ、峠からの下りではウィンドブレーカーを着用した。季節は確実に進んでいる。もう既に10月である。寒くなるにしたがって、仕事は忙しくなってくる。少しばかり気が重くなったのは、体の疲れのせいばかりではなかった。 




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