2010/12/25

1747:iPod classic  

 「サンタさんに何お願いしたの?」下の子に訊いた。一週間ほど前の話である。「iPod・・・」そういって量販店からもらってきたカタログを見せた。「この、iPod classicっていうやつがいいの・・・」

 「小学生のくせに、もうiPodか・・・」と内心思ったが、ここは冷静を装い「もらえると良いね・・・」とさらりと流した。

 「もうサンタを信じている年齢でもないはずであるが・・・」と思いながら今年も寝静まった頃を見計らって、下の子の寝室に忍び込む。手には量販店で簡易なクリスマス用の包装をしてもらった「iPod classic」が・・・

 上の子は既にサンタは卒業している。そして下の子には「サンタにプレゼントをもらえるのには年齢制限がある」と伝えてあるのである。

 「いくつまで・・・?」と訊かれても「それは子供によって違うんだ・・・」と答えている。「まだもらいたければ伸ばしてもらえるよ・・・」

 下の子はまだ卒業したくないようである。そしてその父親もまだ卒業したくないようである。できることなら「もらえたよ!!」と朝早くから騒ぐ子供の声を、12月25日の朝には聞きたい。

 さて、iPod classicであるが、そのデザインは、iPodと言われて、我々が思い浮かべるあのデザインそのままである。きわめてシンプルな造形ながら、美しくまとまっている。

 手にひらに馴染むような大きさと重さを有しており、その操作性も近未来的なワクワク感に溢れている。これがあっという間に世界を席捲したこともうなずける。

 附属しているイヤホンで音を訊く限り、あまり良い音とは思えないが、上の子供は「イヤホンを変えると音が良くなるよ・・・」と言っていた。

 上の子が持っているのもiPodであるが、とても小さい。「iPod nano」という商品だそうである。こちらは手にひらでは多少心もとないほどに小さな姿形である。このなかに何千曲という音楽が入り込むそうである。

 「時代は進んでいるんだ・・・」と思わざる得ない。「やがて、店頭でCDを手にとって購入するという行為が遠い昔のことになる時代が、すぐそこまで来ているのであろうか・・・」そういう思いがよぎった。

 確実なのは、それよりも先に、下の子も、そしてその父親もサンタを卒業しなくてはならない日がも間近にきているということであろう。

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