2010/5/24

1532:空気の流れ  

 「窓か・・・」と微かにつぶやいた。スピーカーの背後にある窓を開けると当然部屋の音響環境が変わる。すると音にも大きな影響がある。

 スピーカーの背後の窓が大きな掃き出し窓であれば、その面積は大きくなるのでその影響も大きい。昨日はpontaさんのお宅で、図らずも窓の影響力を感じる体験をした。

 マンションによくある構造であるが、縦長のダイニング・リビングの向こう側はベランダで、そこには大きな掃き出し窓が付いている。

 当初は同然のことながら窓を締め切って聴いていた。ふとしたきっかけで右側の窓を全開の状態で音を聴いてみたところ、とても自然なバランスと響きで音楽が鳴り出した。

 それは、目を見張るような変化であった。これは好みの問題でもあるので一概に良い・悪いは言えないのであるが、私自身の個人的な好みからするととても良くなったように感じられた。

 「でも、どういう理屈なのであろうか・・・」「窓の反射によって強められていた高域が窓の外に逃げていくことによって、マスキング作用が解消されたのであろうか?」「窓を開けることによって、外の暗騒音が室内に入ってくることによって、音の純度が中和されたのであろうか?」「風水的にみて、右の窓を開けることによって気の流れがよくなり音楽が軽やかに鳴り出したのであろうか?」

 しかし、実際問題として窓を大きく開け放ってオーディオを聴くということは難しい。まずは近隣に音が漏れる。マンションの場合は特に物理的に隣と近いため、苦情の原因となってしまう。

 また、春や秋のように季節の良い時はいいが、夏や冬は少々困り物である。特に寒い冬は窓全開では風邪を引いてしまう。

 わが家の1階のオーディオルームも実は窓を開けている。開けているといってもさすがに全開ではない。また、窓といっても掃き出し窓ではなく、普通の窓である。その窓の両サイドをほんの1cm程度、よく見れば分かる程度の開きである。

 この程度であれば音漏れもほとんど気にならない。ほんの隙間程度の開きであっても音にとってはしっかりとした逃げ道になるのか、音が柔らかく感じられる。

 部屋の空気は動いていないといけないのであろうか・・・ある一定の流れに沿ってゆったりと流れていると人にも音にも良い影響があるのかもしれない。




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