2006/8/12

ヒノキ  

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 この写真はブログを見てくださった舞鶴のY氏からメールにていただいたものである。石井式リスニングルームを採用されていて、壁と床にはヒノキを使用されている。そして驚いたことに、この工事の全てを2ケ月かけて御自身でされたとのことである。手先の不器用な私には到底考えられないことである。そして何より驚いたのはその部屋の質感の美しさである。ヒノキの木目とその白い色合いの絶妙なハーモニーが素晴らしい。そして吸音部のクロスの色合いも全体との調和が取れている。

 ヒノキには独特の香気がある。この香りには心を静めるリラックス効果があるようで、健康枕に応用されたりしているのを見かけたことがある。私の好きな香りである。そして木としての見た目的な美しさも素晴らしい。この写真を見て、反射部の使用素材の候補としてヒノキが急浮上してきた。床材としては柔らかすぎるようで、傷がつきやすいため実際に使用するにあたっては注意点が多く、Y氏も苦労されているようだ。

 床材はやはり固めのものを使用し、壁面と天井の反射部の表面材としてヒノキを使用するという案に結構乗り気となってきた。木が柔らかいということは、音も柔らかい響きとなる可能性が高い。クラシックがメインジャンルの私ににとっては、強力な分解能よりも響きの柔らかく豊な感じが最優先課題である。材料費も想像するほど高くないようだ。シナ合板と比べてどの程度のアップになるか業者の方に試算してもらおう。

 それにしてもY氏邸のリスニングルームはまさに、清澄な空間である。空気が澄んでいて凛とした雰囲気が感じられる。その部屋で聞ける音楽も同様に素晴らしいものであろう。写真に写っているWilsonAudio SOPHIAやJEFFROWLAND MODEL10のシルバーの色合いとも溶け合い、その相乗効果により部屋の神聖感が高まっている感じだ。近ければ、すぐにでも押しかけたいところであるが・・・いつか関西方面には巡礼の旅に出かける必要があるようだ。



2006/8/14  9:24

投稿者:moukutsu

Taoさん、
コメントを読んでいただきありがとうございました。

当方でもいろいろやっておりますが、
SaLogicやQRDなどの拡散パネルでは、理屈としては中高域の拡散を目的としております。
しかしながら、材質の物理特性的な限界から、中域のある帯域で共振したり、超高域ではかえって吸音になってしまう傾向があります。そのため音色に特徴的な響きがつきやすいようです。

しかも単純な反射ではなく、意図的に音が乱反射させられているため、単位時間あたりの反射回数が増加しており、反射吸収の影響が強く表れるようになっています。

反射回数が少なくなるような広い部屋では影響は少ないのでしょうが、日本の一般的な狭い住居では、反射回数が多くなり、素材の癖が出たり、超高域の残響不足が起こりやすくなるような印象があります。

反射面を複雑な凸凹にせず、平面などの単純なものにすれば、反射回数を減らすことができ、音色的な癖がつくのを最小に抑えることができます。高域の残響時間も保たれやすく、豊かな柔らかい響きが得られます。これが石井式の一つの利点だと思います。

完全反射の素材としては、分厚い金属や石材が良いのかも知れませんが、重量が馬鹿になりません。条件さえ許せば一度やってみたい材質ですが・・・。

普通に考えれば、木材が一般的だろうと思います。
ヒノキを使用するかどうかについては、塗装などの工夫で表面の仕上げを硬くすれば十分使えるのではないかと思います。


部屋の中では、

2006/8/14  8:13

投稿者:tao

moukutsuさんコメントありがとうございます。
えっそうなんですか?反射面の素材は堅い木の方が豊かな響きが得られるのですか・・・
短絡的に柔らい木の方が柔らかく豊かな響きが得られるのかと思っていました。
設計図面が18日に完成するとのことで、その後行われる打ち合わせ時に反射面の表面材を選択する予定です。松浦さんとも相談して決めようと思っています。
貴重な情報ありがとうございます。

2006/8/14  1:35

投稿者:moukutsu

初めまして。

 ライ麦畑さんよりこのページを紹介されました。
大阪在住のオーディオファンです。

 知り合いの方(OZさん)もDDDユニットを使用されていますので、興味を持って読ませていただいております。

Audio Basic の記事の頃とは、部屋の音響に対する手法が変化してこられているようですね。

 クラシック中心の場合、豊かな響きを得るためには、部屋の残響の長さを適度に保つことが重要な気がします。(部屋が狭くなればなるほど、単位時間あたりの反射回数が多くなって、特に5kHz以上における残響時間が短くなりやすい)

 石井式の原理である完全反射、完全吸音を考えると、反射材は完全反射になるように、言い換えれば高音をできるだけ減衰させないようにするのが理想的です。
とすると、できるだけ硬い材質を選ばれた方が良いのではないでしょうか。もちろんそれ自体が鳴きやすい材質は具合が悪いと思いますが。

従って、表面が柔らかい材質では高音減衰になって、部屋の響きが中音にシフトする可能性がありそうです。豊かな柔らかい響き(超低域に加え、高域、超高域の残響が大切)を実現させるためにはいかがなものでしょうか。ご検討下さい。


2006/8/13  8:17

投稿者:tao

HYさんコメントありがとうございます。
このジャージクロスの色はぜひ使いたいと思っています。
業者にはシナ合板・スプルース・ヒノキの3パターンででの見積もりを依頼しました。
コストとの兼ね合いを考慮しながら決定する予定です。
いろいろ有益な情報ありがとうございました。

2006/8/13  1:59

投稿者:HY

Taoさん、こんばんは。
過分のお褒めの言葉を頂きありがとうございます。

出来栄えは、自分でいうのも何ですが、非常に綺麗に
仕上がりました。 一番心配していたジャージクロスとヒノキの色合いも、ピッタリでした。 
肝心の音の方は、完成したのが一週間前なのでこれから色々詰めていこうと思ってます。

Taoさんがヒノキを採用するのなら、もう一点注意点。
ヒノキの色は時間と共にどんどん変化していくということを考慮して下さい。(あめ色になっていく)
では。



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