2010/1/26

1414:ふざけポンチ  

 「このふざけポンチが!!」時々妻に怒られる。「ふざけポンチ」・・・この言葉って標準語ではないはずである。

 「ポンチ」の語列が多少入れ替わると「ふざけポンチ」という言葉がとんでもなく卑猥な言葉になってしまうリスクを背負っているが、この言葉はなんとなくほのぼの感がある。

 この言葉が妻から発せられるのは大概、下の娘とばかばかしいじゃれあいをしている時に発せられるのである。そういうシチュエーションもあるためにほのぼの感が醸し出されるのかもしれない。

 GONGの「Radio Grome Invisible PartT」を初めて聴いた時、「このふざけポンチが!!」と内心でつぶやいた。

 そうつぶやきはするのであるが、表情は笑っている。楽しげである。GONGの音楽を聴いているとどういうわけか開放感がある。閉塞感がないのである。

 「デヴィッド・アレンが在籍していたころのGONG、特にRadio Grome Invisible3部作を聴いていると、柔和な穴に落ち込んだような感覚にとらわれる。その穴は暗くない。ほのかな陽光がふりそそぐ。体を囲い込む穴の胃壁は柔らかい。独特な弾力があり、心地よい遊動を体にもたらす」

 Coreさんが運営されている「AcousticCore」の最新記事は「GONG」であった。GONGは私にとっては「ふざけポンチ」であったが、Coreさんにとっては「柔和な穴」であった。

 それにしてもCoreさんの文章は独特である。「柔和な穴」や「穴の胃壁」など独特な比喩が満載である。分かったようでよく分からない表現であるが、意味もなく納得してしまうようなところがある。

 そこで「ふざけポンチ」が正しいのか「柔和な穴」が正しいのか検証すべく「Radio Grome Invisible PartT」を改めて聴いてみた。

 最初の1曲目を聴きながら「やっぱりふざけポンチだ!デヴィッド・アレンはフリー・セックスにいそしみながらこの曲を書いたに違いない・・・」と思った。

 しかし、アルバム全体を聴き終えてみると。「柔和な穴」というCoreさんの言葉が結構説得力を持ってくるのである。

 「柔和な穴か・・・」「どっぷりと入ってみたい・・・」そしてその「穴の胃壁」に体を思いっきりぶつけて左右に揺れてみたい。GONGの独特なリズムに乗って、腰まで届くかのような長髪を揺らしてみたい・・・




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