2009/12/27

1383:洗浄力  

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 Hannl Mera ELが我が家にやってきた。大幅なオーディオ縮小により多くのオーディオ機器が我が家から去っていった。そんなリストラ吹き荒れる我が家にあって唯一グレードアップされたのが、レコードクリーナーである。

 従来から使っていたのがVPI HW-17であった。これは現在国内で販売されているHW-16.5の上級機。洗浄液がボタン一つで洗浄ブラシから出るうえ、反転機能もある。

 しかも最近はHannl製の洗浄液を取得してそれをVPI HW-17で使用していた。それなりに効果があるのであるが、やはり本物を使ってみたという欲望は抑え切れなかった。

 先日Wさんのお宅でHannl Mera ELの実物を見てその効果の程を確かめたことも大きなきっかけとなった。実物は予想以上にコンパクトであった。しかも、その造り込みの精度の高さは最近のフォルクスワーゲンも真っ青といったレベルであった。

 我が家でのMera ELでの洗浄対象第1号は、「ITZHAK PERLMAN/BEETHOVEN VIOLIN SONATAS NO.1 NO.10 」(DECCA SXL6790)。オリジナル盤であるが結構針音が気になるうえ最内周では音が若干割れる。

 マニュアルを見ながら所定のクリーニングをしてみる。そして、しばらく乾燥を待って音だししてみてた。口がとんがった。「ふ〜ん・・・」とつぶやいた。そして無意識ににんまりした。

 確かに高価である。我が家のプリアンプとパワーアンプの合計額よりも高い。いやそれだけでない我が家のスピーカーの価格より高いのである。本末転倒度合いは相当高いものがあるが、「これにはそれだけの価値がある・・・」とうなずかせる。なんせ我が家ではレコードが完全にメインソース。オーディオで聴くのは9割以上がレコードという状況である。そういう状況ではHannl Mera ELは心強い味方である。




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