2009/1/29

1049:前途多難  

 家に着くと玄関にやや大きめの段ボール箱が置いてあった。THORENS TD-124である。開封してからのセッティングは慎重に行う必要があるので、時間のあるときゆっくりとしようと思うが、やはり気になるもの。

 そこで、とりあえず段ボール箱を開けて中身の確認をすることとした。厳重にクッション等で守られている。それらのクッションをいくつか取り除いて中身を見て見てみたのであるが、少しばかり残念なことがあった。

 輸送の途中でかなり乱雑に扱われたようで、アクリルカバーの一部が破損していたのである。「あちゃ〜」といった言葉が漏れてしまった。このアクリルカバーは上から被せるものでなく、引き出しのように前後にスライドさせるお洒落なものと聞いている。

 なので、この破損は痛い。きっとダンボールのどこかに破損した欠片は転がっているはず。アロンアルファでくっつけるしかないであろう。もちろんくっついたとしても、そこには傷というか線が残ってしまう。少しばかり出鼻をくじかれた。

 さらに、クッションをいくつか取り除いてキャビネットを眺めてみた。明るい茶色の年代を感じさせるものである。結構木の厚さは薄く多少華奢な印象。

 キャビネットの左前面から木の小さな破片が見えている。「もしや・・・」と詳しく見てみると左前面の角、フロントと左サイドの繋ぎ目が破損していたのである。繋ぎ目に隙間ができているのである。組み木の部分が破損して組み合わなくなってしまっているようである。

 アクリルカバーの破損とキャビネットの繋ぎ目の破損、二つの破損を目にして、かなり落胆してしまった。輸送する人にとっては、ただの荷物である。相当デリケートな製品が入っているなんて事は眼中にないのであろう。

 かなり厳重に梱包してあったのであるが、残念な結果となってしまった。すっかり心がなえてしまったのでとりあえずダンボールを元通りにして玄関の隅に押しやった。「前途多難である・・・」心の中でそうつぶやかずにいられなかった。




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ