2009/1/28

1048:E-CLASS  

 MERCEDES-BENZの次期E-CLASSが、報道陣向けのプレス・プレビューとして、その姿が公開された。正式なデビューではなく、あくまでプレス・プレビューなのであるが、経済状況の悪化による新車販売低迷を受けての特別措置のようである。

 さて、気になるそのスタイリングであるが、まず目に付くのがフロントの4灯ヘッドライトの形状である。現行のE-CLASSは丸型4灯ヘッドライトであるが、新型は角型。しかし、角型といっても単純な造形ではなく、見る角度によって菱形や三角形にも見える複雑な形状をしている。

 その複雑な形状を見て、「何かしらどっち付かずのような・・・」という気がしないでもなかった。丸型に比べて、直前基調となっているので、よりシャープで押し出しが強くなっているのは確かである。

 しかし、安定感がないというか、見ていてしっくりこない感じがするのである。「確かトヨタにもこんなフロントヘッドライトを採用したモデルがあったような気がするな・・・」とも思えた。

 サイドから見たデザインはC-CLASSの質感に似た、シャープでスポーティーなもの。フロントのホイールアーチから伸びる2本のキャラクターラインが引き締まった印象を与える。

 そして、最も変わったと思わせるのがリアである。リアのコンビネーションランプが横長に変更されたのである。現行E-CLASSは三角形のものであるが、がらっと印象が変わった。

 それ単独で見れば、よりスマートで癖がないとも言える。しかし、引っ掛かりがないというか、さらっとし過ぎているような気がしたのである。特にフロントの多少癖のある押しの強さとのバランスが取れないと思えるのである。

 雑誌に載っていた写真で見る限り、新しいE-CLASの造形は「悪くはないけど、いまひとつ感心もしない・・・」といった第一印象であった。まあ、第一印象は悪くても目が慣れてくると、「これはこれで良いか・・・」と思えてくるもの。

 1995年にW210型が丸型4灯ヘッドライトを採用して衝撃的に登場した時、「げげっ!何じゃこりゃ・・・」と思ったが、目が慣れてくると抵抗感はなくなった。そして現行E-CLASSが丸型4灯ヘッドライトをより洗練させた形で踏襲した時「これは絶対売れるな・・・」と思ったものである。

 今度のE-CLASSもそこそこ成功するであろう。MERCEDES-BENZ E-CLASSのユーザーは保守的であるがゆえ、買い換える場合もE-CLASSというケースが圧倒的に多いであろうから、この経済情勢でもある程度の台数は出るはずである。




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