2009/1/6

1026:365歩のマーチ  

 水前寺清子の「365歩のマーチ」のイントロを聴くと、ドラえもんのオープニングテーマを思い出す。今のドラえもんは声優陣が入れ替わって確かオープニングテーマも変わってしまったはずであるが、大山のぶ代がドラえもんの声をしていた頃のオープニングテーマである。

 365歩のマーチのイントロの後には、「あんなこといいな、できたらいいな・・・」と続くような気がするのである。

 しかし、実際には「しあわせはあるいてこない、だ〜から、あるいていくんだよ〜」と続くのである。

 そんな印象を持っているからか、水前寺清子の歌声がどことなく大山のぶ代に似ているような気もしてくるのである。

 二人の声はどちらもいわゆる「美声」ではない。個性的であると同時に独特の味わいがある声ではあるが、澄んだ響きではない。多少の濁りというか、雑味が入っているのである。その雑味が何かしら心地よい安心感のようなものを与えてくれるような気がするのである。

 オーディオの音にも多少そういった要素があるのではないか、といった気がしている。なぜかしら最近とみに古いオーディオ機器に惹かれる傾向がある。どんどん時代をさかのぼっていくのである。

 ついには私が生まれる前に誕生したスピーカーやアンプにまでさかのぼってしまった。「機械」としての性能は当然劣っているはずである。特にSN比などは現代のスピーカーやアンプに比べると相当な差があるはずである。

 しかし、出てくる音は魅力的である。古いオーディオ機器の音のほうが良いというわけではない。個人的な好みに合っているのである。

 いわゆるビンテージといってもとても幅広い、私が聴いているのはそのうちごく限られたものだけでしかない。我が家には現在QUADとTANNOYの古いオーディオ機器が幅を利かせている。

 これらの音を聴いていると、ついつい「ワンツー、ワンツー、腕を振って歩け〜」という気分になってくるのである。




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