2020/10/20

5341:青空  

 隊列を形成してスタートした。スタート時の天気は曇りのままであった。6台のロードバイクはもう一人のメンバーとの合流地点である東大和市のセブンイレブンを目指して走り始めた。

 以前は前のメンバーの背後にぴったりとくっついて走っていたが、コロナ禍の中でのライドでは、2メートル程度の間隔を空けて走る。そのため「ドラフティング効果」はほとんど得られない。

 マスクも着用している。サイクルウェアの有名なメーカーであるパールイズミ製のマスクは普通のマスクよりも呼吸が楽である。

 多摩湖サイクリングロードを抜けきって、「武蔵大和駅西」の交差点を左折して旧青梅街道を走った。セブンイレブンに到着してメンバーの到着を待った。

 セブンイレブンに着く頃には空も明るくなり、陽光も地上に到達するようになった。待っている間にウィンドブレーカーを脱いで、サイクルウェアの背面ポケットに忍ばせた。

 ややあって、メンバーが合流した。これで7両編成となったトレインは、リスタートした。気温が少しづつ上がっていくなか、快適なライドが続いた。

 青梅街道を走っていき、東大和市、武蔵村山市、瑞穂町を横断していった。八高線の踏切を越えてから、岩蔵街道に向けて右折した。

 岩蔵街道に入ると道の周囲が開ける。その広くなった空間を感じながらほぼ真っすぐに走っていくと、圏央道の青梅インターの下に達する。

 その下をクランク状に曲がりながらさらに先に進んで、「今井馬場崎」の交差点で左折した。そして青梅方面へ向かって広い道路を走った。

 JR青梅線の踏切を通り過ぎるとしばらく青梅線に沿って続く古い商店街を抜けていく。市街地が途切れると、一気に緑の比率が高くなっていく。

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 緩やかな上り基調の道を走っていくと、空は青い色に変わった。「今日は一日曇り・・・」と思っていたが、爽やかな色合いが目に眩しかった。

2020/10/19

5340:日常  

 10月からチームでのロングライドが再開されることになった。ただし毎週ではなく隔週である。バーチャルライドも組み合わせて、リアルとバーチャルが交互に繰り返される。

 バーチャルだとスタート時間が8時半であるので、朝はのんびりとできる。実走の場合は、7時半にバイクルプラザ集合であるので、7時には家を出る必要がある。6時ごろには起き出す。

 朝早い時間帯の気温は低めであった。昨日の土曜日は冬を思わせるような寒さであった。今日は昼には20度くらいまで気温が上がる予定であるが、朝のうちはかなり肌寒い。

 サイクルウェアをどうするか悩んだ。上は長袖のサイクルジャージを選択した。ニーウォーマーにするか、フルカバータイムのレッグウォーマーにするか、しばし考えたが、結局フルカバーのものを選択した。

 まだ10月ではあるが初冬バージョンのいでたちとなった。走り始めにはウィンドブレーカーも着用する予定でいた。

 朝食を済ませて、6時半からは「早く起きた朝は・・・」を観た。サイクルウェアを着用してロングライドの向かう前に観る「はやく起きた朝は・・・」は実に久しぶりである。

 美・アンジェリーの「はや起き3人占い」のダジャレに失笑しながら観終わた。ヘルメットをかぶり、サングラスをかけた。

 LOOK 785 HUEZ RSに跨って自宅を後にした。天気は曇りである。昨日は一日中雨であった。その雨で道路はまだ濡れていた。

 今日の天気予報は曇りであった。雨の心配はない。予想最高気温は18度とのこと。朝の7時の気温は12度ほど・・・結構肌寒い。

 多摩湖サイクリングロードを抜けていって、集合場所であるバイクルプラザを目指した。多摩湖サイクリングロードは路面が濡れていて所々小さな水たまりも残っていた。

 路面が濡れているとロードバイクのタイヤは泥などをはね上げる。ロードバイクにはそういった泥が付着する。

 西武多摩湖線の線路に沿って続いている多摩湖サイクリングロードを走っていき、小平駅の前を横断した。

 バイクルプラザに着く直前、何故かしらタイヤを1本手にしたメンバーが店から駐車場に向かって歩いてきた。

 「あれ、どうしたんです・・・?」と訊くと「タイヤのバブルが壊れて・・・一旦自宅に戻って出直すので・・・東大和市のセブンイレブンで待ち合わせします・・・」との返答であった。

 バイクルプラザに着いて、メンバーに挨拶した。コロナ前の「日常」の1つが戻ってきた。今日の参加者は7名であった。

 行先は「風張峠」である。私は生憎夕方に仕事の予定が入っていた。自宅には2時半までに帰り着く必要があった。

 時間的に間に合いそうであれば「風張峠」まで走ってすぐさまUターンする。時間的に難しそうであればその手前の奥多摩湖まで走ってUターンする予定でいた。

2020/10/18

5339:1950年代  

 先日、Paoさんのお宅で新たに導入されたCDプレーヤーを聴かせてもらった。一体型のCDプレーヤーでCary Auidoの「CD 306 SACD」というモデルであった。一体型なので、実に簡潔である。その音にも何かしら潔いものを感じた。

 またもう少し前になるが、「オーディオショップ・グレン」の常設CDプレーヤーも、GOLDMUND MIMESIS 39とMIMESIS 12のセパレート構成から、NAGARAの一体型のCDプレーヤーである「CDC」に切り変わった。

 さらに、Paoさんの知り合いであるEnsembleさんのお宅では、貴重な存在であろうスイスENSEMBLE社のCDプレーヤー「DIRONDO」を聴かせていただいた。

 「CD 306 SACD」、「CDC」、そして「DIRONDO」・・・それぞれ実に味わい深いと同時に興味深い一体型のCDプレーヤーであった。

 我が家はなぜこういう構成になったのかは今となっては謎であるが、デジタル系はCDトランスポートとDAコンバーターというセパレート構成になっている。

 CDトランスポートにもDAコンバーターにも別躯体の電源部が付属しているのでデジタル系だけで4躯体もある。

 我が家ではデジタルの出番は実に少ない。レコード「9」に対して、CDは「1」の比率である。それなのに随分とデジタル機器が幅を利かせている。

 「どうにか改善したいものだ・・・」とは思っているが、今のところいかんともしがたい状態である。

 CDトランポートのCD2000はヤフオクで処分すればそれなりの価格で売却できる可能性はあるであろうが、DAコンバーターはメーカー品ではなく、個人の方が製作されたものであるので、中古市場での売却は難しい。

 どちらも手放して、簡潔に一体型CDプレーヤーに切り替えたいところであるが、もう少し時間の経過が必要なようである。

 将来デジタル系をぐっと縮小化できたならば、空いたスペースを活用してもう1台レコードプレーヤーを導入したいと思っている。そちらはモノラルレコード専用となる。

 最近購入するレコードは、そのほとんどがモノラルである。10インチのものも多い。1950年代に録音されたモノラルレコードは、多くのオーディオマニアにとっては録音状態が良くないので興味の対象外である。

 しかし、レコードマニアにとっては「宝の山」のように見えてしまう。確かに音は悪い。モノラルなので空間がどうのこうのといったオーディオマニア的な視点から聴くということをはなから拒絶してくる。

 しかし、何故かしらガサゴソという盛大なサーフェスノイズやフォルテシモでの歪があってもその向こう側から聴こえてくる音楽には心惹かれるものがある。この時代特有の味わい深さがあるのが不思議である。

 今日もついついそういった古いレコードに手が伸びる。Teresa Stich-Randallのソプラノによるモーツァルトとシューベルトの歌曲集のレコードである。レーベルはLe Club Francais du Disque。

 Face2のシューベルトを選択した。高貴で優雅な歌声である。この時期でしか聴くことのできない純粋さがある。その後彼女は年齢とともに、あるいは時代の変遷とともに、その純粋さを失っていく。

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2020/10/17

5338:11ケ月振り  

 コロナウィルスの影響で、今年に入ってゴルフには全く行っていない。予定されていたゴルフコンペは全て中止となり、プライベートでもゴルフは自粛していたのである。

 現在も感染者の数は減ってはいないが、感染に注意しながら徐々にコロナ前の「日常」を取り戻していこうという流れに乗って、「ゴルフに行きませんか・・・?」というお誘いを受けることも増えてきた。

 そこで、10月からはゴルフも少しづつ再開していこうかと思っている。来週の木曜日には、今年初めてのラウンドの予定も入った。
 
 昨年の11月にラウンドして以来、ゴルフクラブは握っていない。実に11ケ月振りのゴルフということになる。

 練習場にも全く行っていないので、ゴルフスイングなどもすっかりと忘れてしまっているであろう。

 あまりにひどいスコアでも嫌なので、実に久しぶりにゴルフ練習場に向かった。玄関脇に1年近く静かに佇んでいたゴルフバッグは埃をかぶっていた。

 日が短くなってきたので午後6時では周囲は真っ暗である。夜の方が照明に照らされて白いボールが光るので、ボールの軌道は見やすい。

 ゴルフ練習場に着いて、早速短いクラブから練習を始めた。約1年ぶりに打つゴルフボールの行方は様々であった。
 
 「まあ、こんなもんだよな・・・」と思いながら、少しづつ長いクラブに変えていった。試しにスマホで後方から自分のスイングを撮影してみた。

 10球ほど打ってから、その画像を確認してみた。「思っている以上にひどいスイングだな・・・」とがっかりとした。

 プロのスイングを後方から撮影するとスイングプレーンがびしっと決まっていて、実に理にかなった美しいものである。

 それに対し、私のスイングは、バックスイングでインサイドに引きすぎていて、トップではシャフトがクロスしている。

 さらにはダウンスウィングではヘッドがアウトサイドから降りてくるという、悪いスイングの見本のようなものであった。

 「これは来週の11ケ月振りのゴルフはひどいことになりそうだ・・・」肩を落としながら、ゴルフ練習場を後にした。

2020/10/16

5337:マイナーチェンジ  

 「THE new 5 新時代のリーダーへ。」と印刷された豪華なDMがToto BMWから届いた。裏側には「ニューBMW5シリーズデビュー・フェア 10月17日(土)・18日(日)」とも記されていた。

 5シリーズのマイナーチェンジモデルがBMWから正式に発表されたは5月の下旬のことであった。ヨーロッパでの販売開始は7月、そして日本でもその販売が開始されることとなった。

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 マイナーチェンジであるので、全体のプロポーションや、インテリアの造形に関しては大きな変更はないが、フロントフェイスの印象は随分と変わった。

 フロントの印象に大きな影響を与えるフロントライトの形状がきりっとした直線基調になったのである。

 ライトスイッチを「AUTO」にしていると、エンジンをかけると自動的に点灯する「デイタイムランニングライト」が、各々二つのL字を浮かび上がらせて、そのシャープな印象を強調する。
フロントフェイスだけ見ると、フルモデルチェンジかと勘違いするかもしれない。

 マイナーチェンジであってもエクステリアデザインをフルモデルチェンジ並みにがらっと変えてきたのは、5シリーズの最大のライバルで同じくつい最近マイナーチェンジモデルの販売が日本でも開始されたMercedes-BenzのE-CLASSも同様であった。

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 こちらもフロントライトの形状が大きく変更された。グリルの形状も変わったので、前だけ見ていると、こちらもフルモデルチェンジかと勘違いするであろう。

 さらに、このセグメントに属するJAGUARのXFもつい最近マイナーチェンジされた。XFは日本ではあまり見かけることの少ないモデルであるが、ドイツ勢とは一味違った味わいを提供してくれる貴重なモデルである。

 その写真を最初に見て、「XFもフロンライトがL字二つだな・・・NEW 5シリーズに似てるかも・・・」と思った。時代の流れはきりっとしたものを求めているのであろうか・・・

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2020/10/15

5336:予行演習  

 火山の島に入り込んでいくと、画面の色合いがオレンジ色に変わっていく。コースの両脇を溶岩が流れていたりするのである。

 現実にはあり得ないコースである。「これが現実ならタイヤ溶けるよね・・・」と冗談を言い合いながら進んでいった。

 空想の島であるWATOPIAならでのファンタジックなところである。別のコースを選択した時には、コースの脇に恐竜がいたりもした。

 Volcano KOMの距離は3.8km。それほど長くはない。斜度も緩めで推移する。「2級山岳」といったところか・・・

 Epic KOMで結構脚を使ったので、Volcano KOMの計測区間が始まっても、周囲の様子を見ながらクランクを回していった。

 それは皆も同じようで、それほど高くない負荷で一団となって走っていき、徐々にKOM区間をこなしていった。

 さすがに終盤に入ってくるとペースが上がった。先頭集団から遅れないように私もペースを上げていった。

 高度が上がるにしたがって、パワーも上がっていき、ゴールであるアーチが視界に入ると、一気に皆パワーを全開にしていった。

 私も400ワットを超える出力までもっていってスパートしたが、ここでも3番手でアーチを潜った。「2級山岳賞」も取得できなかった。

 Volcano KOMを終えると、今日のコースの終わりも近い。予定通り3回もがいた。しばしコースのゴールへ向けて走っていると、リーダーが「今日のコースのゴールラインではなく、アーチにしましょうアーチに・・・もしもスプリント賞をやるならですけど・・・」と、告知した。

 「やるなら・・・って・・・それはやるってことでしょう・・・」と皆で笑った。今日は3回ではなく、4回もがくこととなった。

 「1級山岳賞」と「2級山岳賞」を逃したので、やる気が湧いてきた。スプリントは短期決戦である。位置取り争いで良いポジションをとっておくことが大事である。

 スプリントポイントへ向けて速いペースで走っていき、一気にスプリント合戦に流れ込んだ。瞬間的に500ワットを越えるパワーでアーチに向けて駆けこむと、今度は最初にアーチを潜り抜けた。

 「スプリント賞」はGETできた。「最後が良ければすべて良し・・・」という感じで、気持ち良く「Three Sisters」のコースを走り終えた。

 来週はバーチャルではない、リアルなロングライドの予定である。「風張峠」まで走る予定である。山のふるさと村との分岐の交差点から風張峠の頂上までは9.4kmほど。斜度は結構しっかりとしている。ゴール手前にはアップダウンエリアも少しある。Epic KOMと似ている。今日は来週走る「風張峠」の予行演習という意味合いもあったのかもしれない。

2020/10/14

5335:1級山岳  

 Epic KOMは9.5kmと長い距離を上る。序盤はまだ脚がフレッシュであるが、中盤になってくると脚が重くなってくる。

 200ワットを切らないように踏ん張りながらこなしていくと、長いトンネルに差し掛かった。このトンネンルはEpic KOMが終盤に入ったことを示すものである。

 このトンネルを抜けると、皆山岳賞獲得へ向けてパワーを上げていく。私も無い脚を絞りながらペースの上がった先頭集団についていった。

 ゴールが近づくと、スマホにはゴールの予想タイムが表示される。そのタイムから現在のタイムを引き算すれば、残り時間の目安が分かる。

 その残り時間が1分を切ったあたりからさらにペースが上がっていき、ゴールを示すアーチが視界に入ってくるとスパート合戦になる。

 私もスパート態勢に入って最後の上りを駆け上がっていったが、その前には2台のロードバイクはあり、抜くことはできなかった。

 残念ながら「1級山岳賞」は取れなかった。後半にはVolcano KOMがあるので、その「2級山岳賞」を目指すことになる。

 ゴールして一旦止まった。Epic KOMを上り終えたところで休憩かと勘違いして、疲れ切った私は、早々にロードバイクから降りた。

 しかし、「ラジオタワーまで上ってから休憩しましょう・・・」ということになっていたようで、皆はEpic KOMの先にあるラジオタワーに向かて上りはじめた。

 ややあって、私もロードバイクに再び跨ってゆっくりとしたペースでラジオタワーまで上り始めた。

 Epic KOMで脚を使い切った感があったので、ラジオタワーまでの急峻な斜度の上りは実にゆっくりとしたペースで走った。

 ラジオタワーまで上り切って、休憩に入った。1階に降りて行って、補給食を摂り、ボトルにミネラルウォーターを補充した。

 休憩後、後半のコースを走るために再びLOOK 785 HUEZ RSに跨った。今回から万全の汗対策をしている。その具合を念のために確認したが、充分な効果をもたらしているようであった。

 まずはラジオタワーからの急峻な下りである。下りでは漕がなくてもスピードが出る。実走では不可能なスピードもバーチャルでは出せる。

 10km程を一気に下っていった。WATOPIAは幾つかの島から形成されている。島と島は海底トンネルや幾つかの橋で繋がっている。それらの橋を渡っていき、火山の島に向かった。

2020/10/13

5334:山岳賞  

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 「Three Sisters」には、その名の通り三つのKOMが設定されている。短い「Zwift KOM」、本格的に長い「Epic KOM」、そしてそこそこ長い「Volcano KOM」である。距離は47.8km、獲得標高は879m、Zwiftのみに存在する架空の島であるWATOPIA内のコースである。

 今日の参加者は8名であった。私は「箱根ヒルクライム」を先週の日曜日に終えてから「休息週間」に入った。この1週間はWORKOUTは一切行わず、体を休めた。

 「KOMのみ頑張って、あとは流し気味に走ろう・・・」そんなことを思っていた。スタートの時刻が迫ってきた。

 そしてスタート・・・スタート時のトラブルはなく、ゆったりとしたペースで走り始めた。ZwiftとZOOMでのバーチャルライドの良いところは走りながら談笑できることである。

 先週の再開ライドの様子などについて話しながら進んでいくと、まずは「小手試し」的な存在であるZwift KOMに差し掛かった。

 このKOMは短い。早めのタイミングで前に出ていった。ややあって、ゴールを示すアーチが視界に入ってきたので、スパート体制に移行した。

 皆よりも早めのタイミングでのスパートが効を奏してトップでアーチを潜り抜けた。「3級山岳賞」をゲットした。

 10km程はKOMのないエリアであるので、再び談笑モードに戻った。先々週私が参加したMt.富士ヒルクライムなどの話をしながら、コースをこなしていった。

 走り始める前は涼しく快適で、扇風機をつけると肌寒く感じられるほどであったが、走り始めて、KOMを1つこなす頃には、汗が流れ出してきた。

 今回からしっかりとした汗対策をしているのでロードバイクにはほとんど汗がかからない。「もっと早くからしっかした汗対策をしておけば良かった・・・」と思った。

 今日のバーチャルチームライドのハイライトであるEPIC KOMが迫ってきた。「ここはトレーニングモードで最初から上ろう・・・」と考えていた。

 距離が9.5kmと長いので、結構な時間がかかる。前半は流し気味に走り、後半からKOMモードに切り替えるというのが普通であるが、休息週間で脚が鈍っているので、高めの負荷で最初から走り、トレーニングする予定でいた。

 「まとめる」機能が働いているので、早めに負荷を上げても逃げられるわけではない。「200から220ワットぐらいで走ろう・・・」と思いながら、Epic KOMに入っていった。

 Epic KOMの前半は斜度が厳しめで推移する。斜度の数字に応じてスマートトレーナーがぐっと重みを増す。その重くなったペダルを一定のリズムで回して走っていった。

 Epic KOMに入ると汗の量もぐっと増えた。顎からしたたり落ちていく汗はタオルの上に落ちる。タオルの下にはロードバイク用の汗対策グッズも控えているので、ロードバイクには達しないはずである。

2020/10/12

5333:汗対策  

 半年ほどの間、中止となっていたチームでのロングライドは10月から再開された。ただし、従来と全く同じというわけではない。

 実施されるのは第1日曜日と第3日曜日、それ以外はバーチャルライドとなる。先週の日曜日に再開ライドが行われて、チームでのロングライドの定番コースである正丸峠まで走ったようである。

 私は箱根ヒルクライムに参加していたので、再開ライドを走ることはできなかったが、感染に配慮しながらもコロナ前の日常を少しづつ取り戻していくことは、大切なことである。

 今日は第2日曜日であるので、バーチャルでのチームライドであった。スタートの時刻は8時半である。

 箱根ヒルクライムが終わってから、LOOK 785 HUEZ RSはオーバーホールに出された。ZwiftによるバーチャルライドやWORKOUTで過ごした数ケ月の影響はいろんなところに出ていて、幾つかのパーツを交換する必要があった。

 さらにバーチャルライドでは大量の汗がロードバイクに落ちるという弊害があって、そのためにヘッドセットには相当に悪い影響が出ていた。

 今後はバーチャルチームライドをする時には汗対策をもっと厳重にする必要を感じた。その為ロードバイク専用の汗対策グッズを購入し、それをロードバイクの取り付けて、さらにタオルをその上に乗せるという厳重な対策を構築した。

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 「これで大丈夫であろう・・・」とその対策後の姿を確認してから、パソコン等のセットアップにとりかかった。

 まずはスマホをガーミンのサイコンマウントに取り付けて、Zwiftを立ち上げた。いつものように操作して、MEET UPのスタート地点でのスタンバイが完了した。

 続いてパソコンにとりかかった。電源を立ち上げて、リーダーから届いていたメールの中のZOOMのアカウントをクリックした。

 「ミーティングに参加」をクリックする前に「オーディオをテストする」を選択して、イヤホンとマイクをチェックした。問題なかった。

 それを確認して「ミーティングに参加」をクリック。メンバーと挨拶を交わした。10月になり、空気は涼しかった。

 「これならクーラーは要らないな・・・」とクーラーはつけなかった。扇風機は電源を入れて風量は「中」を選択した。その風を受けると少し肌寒かった。

 緩やかにクランクを回して暖機運転を始めた。今日のコースはWATOPIA内の「Three Sisiters」である。三つのKOMが設定されているので、3回はもがくことになりそうである。

2020/10/11

5332:意表を突く  

 私は完全に意表を突かれた感じであった。「なんだこれは・・・全く予想外のCARY AUDIO・・・真空管アンプのメーカーじゃなかったっけ・・・CDプレーヤーなんか出していたんだ。」

 Paoさんは説明を続けた。「これは、型番にSACDと入っているように、SACDもかかる。SACDがかかるって大きいよね。一体型だけど、高機能プレーヤーってわけだ・・・」

 Paoさんは得意気であるが、ソフトとしてのSACDは、いまや「風前の灯」と評してもいい状態である。音楽はネット配信で聴く時代である。SACDがかかることが決めてという時代ではない。

 何かしら腑に落ちないものを感じながら、「しかし、音はもしかしたら良いのかもしれないと・・・」と思い始めていた。

 先日、このリスニングルームで聴かせてもらったYBAのCDプレーヤーも、全体としてつかみどころのないデザインデあったが、音の印象は良かった。

 このCD 306 SACDも、そのデザインといい、型番といい、なにかしら妙な雰囲気をまとっているけれども、音楽の再現性には優れているのかもしれない。

 Paoさんがまず取り出したCDは、やはりマーラーであった。Paoさんは大のマーラー好きである。交響曲第5番の第2楽章がかかった。

 その大蛇がうねるように進行するマーラーの音楽に耳を傾けていると、「かなり基本性能はしっかりとしているな・・・」と感じられた。

 音が薄くならないし、楽器が重なりあっても混濁した感じがない。クリアな空気感が維持されながらも、薄く軽めに推移していかないのは、好印象であった。

 第2楽章が、静かに幕を引いた。リモコンを操作してトレイからCDを取り出しているPaoさんは「結構良い線いってるよね、このプレーヤー・・・」と、私に向かって言っているのか、独り言を言っているのか、分からない感じて呟いた。

 「確かに基本的な性能は相当しっかりしてますね。新品の時の価格は相当高かったんじゃないですか・・・」と私が言うと、Paoさんは、「120万円だよ・・・新品の時の販売価格は・・・それが中古になると225,000円だ・・・」と返答した。

 「225,000円ですか・・・良い買い物をしたんじゃないですか・・・そう思いますよ・・・」私は100%ではないが、75%ぐらいはそう思って、口にした。

 次にかかったのは、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番であった。その第1楽章がかかった。映画「蜜蜂と遠雷」でのラスト、とても印象的なシーンで演奏されていた曲である。

 その疾風怒濤といえる滑走感を、CD 306 SACDは、脚がもつれることもなく、軽やかに描ききってみせた。

 映画のなかでは、松岡茉優演じる心に傷を持つピアニストが、吹っ切れたように俊敏な疾走感をもって演奏を繰り広げる。観る者に心地良い感動を与えてくれるシーンであった。

 CD 306 SACDを送り出しとして、YAMAHA NS-5000から放たれる音の羅列もやはり心地良いものであった。

 Paoさんのシステムは、この10年ほどの間にすっかりと変わった。「長岡鉄男信奉者システム」から脱して、かなり高レベルなハイエンドシステムに移行したようである。それにしても、CD 306 SACDに関しては、意外であった。



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