2019/8/20

4909:風張峠  

 奥多摩湖の駐車場を出て、風張峠を目指して走り始めた。奥多摩湖の淵に沿って続く道を走った。奥多摩湖は目に心地いい景色を提供し続けてくれた。

 風張峠に繋がる奥多摩周遊道路に達するまで、橋を幾つか渡った。最後の橋を渡ると、かって有料道路であった頃の名残である料金所跡を通りすぎた。

 ここから数キロ先にある「山のふるさと村」との分岐点までは無理のないペースで隊列をキープして走っていった。

 分岐点には信号機がある。信号の色は青であったので、停止することなく進んだ。この先はフリー走行ゾーンになる。

 風張峠の頂上までは9.3kmの距離である。いつも走るヒルクライムよりは長めの距離となる。序盤で無理をすると後半脚が売り切れてしまう。

 サイコンのラップボタンを押した。サイコンに表示される10秒平均パワーが220ワットぐらいになるようにして、無理のない負荷で上り始めた。

 序盤は比較的順調に走ることができた。心拍数は170前後で推移していた。1週間後の「マウンテンサイクリングin乗鞍」でも前半は220ワットぐらいの平均パワーで走り、体がきつくなる後半でも200ワットを下回らないように粘って、全コースの平均出力は210ワット程度を維持して走り切りたいと思っていた。

 走り始めてまだそれほど経過していない地点で前を走っていたメンバーのロードバイクがパンクした。がっかりした表情でパンク修理に取り掛かったメンバーの脇を通りすぎた。

 3kmほどは、ほぼ同じような負荷で走り続けた。しかし、徐々に背筋が強張ってくるのが分かった。「まずいな・・・かなり固まってきている・・・」と不安感が出てきた。
 
 それでもペースを落とさずに走っていったが、4kmほど走ったあたりで腰に痛みが出始めた。「やはりだめか・・・」気持ちはぐんと沈んだ。

 気持ちが沈むとともに、サイコンに表示されるパワーの数値も下がっていった。腰に痛みが出るとなかなか踏ん張ることができない。気持ちも維持できなくなってくる。

 ヒルクライムは体力の限界地点近くでクランクを回し続ける。気持ちの糸もピンと張りつめていて切れやすい。腰の痛みは、その細く脆い心の糸をいとも簡単に切ってしまう。結局、スローダウンして残りのヒルクライムは流しながら上っていった。

 日常生活では腰痛に悩まされることはなくなった。前傾姿勢を保ちながらロードバイクで走っていても巡航している分には、腰に違和感がでることはない。しかし、ヒルクライムに入り、高い負荷を体にかけ続けると、腰に痛みが出る。

 普段の生活においては「腰痛持ち」というわけでは決してないのである。しかし、ヒルクライムレースに出るとなると、この腰の痛みは致命的な欠陥ということになる。

 痛みが出た後はゆっくりとしたペースで走り、風張峠の頂上に達した。控えめな道標の近くにLOOK 785 HUEZ RSを立てかけて、スマホで写真を撮った。

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 残念ながら1週間後に迫った「マウンテンサイクリングin乗鞍」は、自己ベスト更新を目指して走るのではなく、無理のないゆっくりとしたペースで走って完走するのみという大会になりそうである。

2019/8/19

4908:奥多摩湖  

 旧青梅街道を瑞穂町まで走ってから、岩蔵街道に向かって右折した。昨日の土曜日は猛暑でカンカン照りであった。その身の危険を感じるような暑さから「明日も同じような天気なら、暑さにやられてしまうな・・・」と思ったが、幸い今日は曇り空で昨日のような暑さにはならなそうであった。

 圏央道の青梅インターの下を潜ってから「今井馬場崎」の交差点を左折して青梅方面へ向かった。チームでもたまに立ち寄る「担々麺 杉山」の前を通りすぎた。仕込みの最中のようで海老の濃厚な香りが鼻孔をくすぐった。

 JR青梅線の踏切を渡って、JR青梅線に沿って続いている昭和レトロな雰囲気の商店街を抜けていった。

 商店街を抜けると道の周囲の風景は鄙びたものに変わっていく。途中セブンイレブンでコンビニ休憩をした。

 トイレを済ませて、補給食を選択した。「こだわりたまごのサンド」を選択した。こだわっただけあってまったりとしたたまごの味わいが気持ちを和ませてくれる。

 リスタートして奥多摩湖を目指した。道の周囲は木々がすっかりと覆うようになってくる。鬱蒼とした木々に囲まれたエリアは涼しくて気持ちが良かった。

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 「将門」の交差点を左折して下っていくと最初のトンネルである「城山トンネル」が見えてくる。10両編成のトレインはそのトンネルの中に吸い込まれていった。

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 トンネルの中は涼しい。前半はやや上りで真ん中あたりで反転して後半はやや下りとなる長いトンネルを抜けた。

 その後、トンネルを幾つも抜けていった。通過したトンネルの数が増えていくにしたがって、トレインのペースも速くなってきた。

 奥多摩湖までの道は緩やかに上っている。その速くなったペースについていくためにケイデンスを上げた。

 最後のトンネルである「中山トンネル」を抜けると奥多摩湖を堰き止めている小河内ダムの排水設備が視界に飛び込んでくる。

 奥多摩湖に達した。空には灰色の雲が広がっていた。奥多摩湖の湖面はその空の色を反映していた。

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 奥多摩湖の広い駐車場まで行って休憩した。ここの売店でコカ・コーラを購入して飲んだ。赤い色の缶、350ml入りのコカコーラを選んだ。

 東屋に座ってコカコーラを飲んだが、よく見ると「コカコーラ・ゼロ」であった。「これではエネルギーにならないか・・・」と思ったが、火照った体には冷たいコーラは心地良いものであった。

2019/8/18

4907:1週間前  

 「マウンテンサイクリングin乗鞍」まで残り1週間となった。「Mt.富士ヒルクライム」とともに数年間連続して参加しているヒルクラム大会である。

 直近3年間のタイムは、昨年が1時間25分42秒、一昨年が1時間25分49秒、3年前が1時間25分8秒である。

 3年連続で1時間25分台のタイムとなっている。今年こそは1時間25分を切って自己ベストを更新したいと思っていたが、6月に痛めた腰の具合が完全には回復せず、調子は低迷している。

 今日のロングライドは参加すべきか否か少し迷った。腰の具合を考えるとあまり無理をせず、体を休めた方が良いかもしれないと思ったからである。

 しかし、腰の回復具合を確認するうえでも走っておいた方が良さそうだと思い、チームのロングライドに参加することにした。

 昨日の土曜日は、猛烈な暑さであった。しかし、天気予報では今日は昨日のような猛暑にはならないとのことであった。

 朝の7時にLOOK 785 HUEZ RSに跨って自宅を後にした。天気は曇りであった。このまま雲が空を覆い続けてくれたら太陽からの攻撃を緩和してくれる。

 多摩湖サイクリングロードを走っていった。集合場所であるバイクルプラザに着いた。今日の参加者は10名であった。

 10台のロードバイクの内訳は、COLNAGOが3台、ORBEAが3台。RIDLEYが2台で、KuotaとLOOKが1台づつであった。

 今日の目的地は「風張峠」に決まった。奥多摩湖まで行き、そこから風張峠を目指す。上り終えたら都民の森まで下っていき、そこで小休止して、檜原村方面に下っていくことになる。

 130km程走ることになる。日常生活やロードバイクでも普通に巡航している分には腰痛に悩まされることはなくなった。

 しかし、ヒルクライムで体に大きな負荷がかかると腰に痛みが出る。腰に痛みが出ると踏ん張れなくなりペースを落とすしかないということが続いている。

 風張峠では9km程のフリー走行ゾーンがある。そこでしっかりと最後まで走り切れるか否か・・・あと1週間しかない「マウンテンサイクリングin乗鞍」での走り方を決めるうえでも大事になってくる。

 10両編成のトレインは走り始めた。朝のうちは気温もまだそれほど高くない。曇り空であったので太陽光も厳しくなかった。

 多摩湖サイクリングロードを抜けて、旧青梅街道を走っていった。平坦路の巡航においては腰や背筋に違和感はなかった。腰の具合は随分と良くなってきているようであった。

2019/8/17

4906:402C  

 コンデンサーなどのパーツ類が新たなものにリフレッシュされたKRELL軍団+CUBによる音は、やはり鮮度感が上がったという印象を受けた。

 「ブリッジドさんが選定したコンデンサーなので、かなり程度の良いもののようです。私には全く分からない分野なのですが・・・」

 とグールドさんは話されていた。確かにコンデンサーは、見ていてもこれといってどうということはないものである。普通の人にとっては、単なる小さな電気部品でしかない。

 しかし、パーツマニアであるブリッジドさんにとっては、希少価値の高いコンデンサーなどは「宝石」のように見えるそうである。

 現行品のパーツについても詳しいが、ヴィンテージのものについても良く知っていて、貴重なコレクションもお持ちとのことであった。

 「これらのオーディ機器はもうかなり古いもので、現役で活躍しているものは相当少ないモデルですが、修理しながら大事に使っていきたいと思っているんです・・・」

 「定住派オーディオ」を実践されているグールドさんらしい言葉である。

 13年ほど前にオーディオを趣味として始めた頃・・・私は「定住」よりも「流浪」を好む一派に属していた。「これを変えたら、どんな世界になるんだろう・・・」と思うとワクワクしたものである。

 しかし、ここのところはすっかりと「流浪派」から「定住派」に宗旨替えした。システムの要であるスピーカーとアンプに関してはおそらく今後変更の可能性はまずないであろう。ケーブル類もジャーマン・ヴィンテージですっかりと落ち着いた。

 DAコンバータに関しては、今年中に市野氏が設計製造されたものを自宅で試す機会が得られそうであるので、O-DAC PRO MK2から市野氏設計のものに変更する可能性が残っている。

 「確かに良くなりましたね・・・すっきりと音の抜けが良くなった印象を受けます・・・」私が、そう評するとグールドさんは嬉しそうにしていた。

 ゴールドベルグ変奏曲以外のCDも数枚聴かせていただいた。いずれも鮮度が上がって空間が広くなったような印象を受けた。

 「コンデンサーか・・・地味な存在であるが、重要なものなんだな・・・」と改めて思った。ヴィンテージ製品を愛用している私などはついつい目立つ存在である真空管のほうに注意が行ってしまうが、コンデンサーの選定についても気を使う必要がありそうである。

 実はグールドさんを通じてブリッジドさんには一つの依頼をしていた。それは「Marantz Model7で使われているO.O1ufのコンデンサーで良いものがないか・・・」ということであった。

 先日「響工房」でMarantz Model7をチェックしてもらった際に、「裏側に4つ並んでいる0.01uFのコンデンサーの容量がかなり減ってきているので近いうちに交換したほうがいい・・・」とのアドバイスを受けていたのである。

 今日帰り際にグールドさんから小さな包みが渡された。ブリッジドさんからグールドさんが預かっていてくれたものである。

 その中には、Western Electricの402Cタイプのコンデンサーが4個入っていた。数値はいずれも0.012ufである。

 私のMarantz Model7にはオリジナルであるバンブルビーが付いている。それはとても小さなコンデンサーである。それをこの402Cに交換するというのが、ブリッジドさんの提案である。

 オリジナルのバンブルビーと比べる、402Cはかなり大きくなるがどうにかこうにか納まるとのことである。

 筋金入りの「パーツマニア」の言うことだから信憑性は高い。近いうちに埼玉県のふじみ野市にある「響工房」にMaranzt Model7とこの4個のコンデンサーを持ち込んで、交換作業を依頼することになりそうである。

2019/8/16

4905:定住派  

 グールドさんのお宅に着くと、早速リスニングルームに案内された。センターラック方式で配置されているラックの最上段にはKRELL CD-DSPの姿が復活していた。

 前回お邪魔した時にはCD-DSPは修理中で、代役としてeBayで購入したPathos Endorphinが、ラックの最上段を飾っていたが、それはあくまで「補欠」としての存在であったようである。Pathos Endorphinのデザインも素晴らしかったので、「もったいないな・・・」という気持ちが少しした。

 グールドさんのシステムのラインナップは次のとおりである。

 システムの要であるスピーカーは、Wilson AudioのCUBである。サウンドアンカー製の専用のスピーカースタンドに乗せられている。

 CUBはオリジナルの方で、CUB IIではない。後方の壁から2メートル弱離されて設置されている。内振りをほとんど付けない平行法で設置されている。

 スピーカーの後方の真ん中には、MUSIC TOOL製の3段ラックが設置されていて、その一番上には、修理から戻ってきたKRELL CD-DSPが鎮座している。

 CD-DSPは、KRELL初の一体型CDプレーヤーで、トップローディング方式のデザインが独自の造形美を見せてくれている。

 ラックの中段には同じくKRELLのプリアンプKSL-2が置かれている。薄型のプリアンプでその色合いはCDプレーヤーであるCD-DSPと同じ渋いグレーである。

 そして最下段には、パワーアンプのKRELL KSA-150がでんと構えている。やや無骨とも思える男性的なデザインである。

 KRELLの製品群はほぼ同じ時代のものと思われる。1990年代前半頃の製品であろう。この時代のKRELLやWILSON AUDIOには、切れの良さというか硬質でとんがった感じの独自のオーラがある。それらが、集合体として寄り集まると、その濃度がぐっと増す。

 もう20年以上もの年月、システムの構成を変えていないとのことであるので、グールドさんは「買換えマニア」ではない。

 ケーブル類はJps Labsの製品で統一されている。とっかえひっかえしたりはしないようなので「ケーブルマニア」でもない。

 スピーカー位置にはこだわりがあるのかもしれないが、「最近はほとんどいじっていない・・・落ち着いたものです。テープで床にマークしてありますので・・・ここ数年は全く動かしていないでしょう・・・」とのことであるので「スピーカー位置調整マニア」でもない。

 リスニングルームを見渡しても、QRDや日東紡音響の音響調整のための製品も見当たらない。「オーディオルームマニア」でもない。

 リスニングルームの側面の壁には2枚の絵が、さらに後方の壁にも1枚の絵が額に入れられて飾られている。

 3枚ともオシップ・ザッキンのリトグラフであった。オシップ・ザッキンは彫刻家であるが、リトグラフも多く残している。

 グールドさんをあえてマニア分類するとしたら「統一感を重視する定住志向マニア」ということになるであろうか・・・オーディオマニアには珍しいタイプかもしれない。

 さて、CDプレーヤーが修理から戻り、アンプ類のコンデンサーなどの消耗パーツ類が「パーツマニア」であるブリッジドさんの手助けを借りて刷新されたCUB+KRELL軍団の音の具合はどのように変わったのか・・・その検証タイムに入っていった。

 最初にかかったのは、当然のこととしてグレン・グールドのピアノによる「ゴールドベルグ変奏曲」であった。 

2019/8/15

4904:パーツマニア  

 オーディオマニアと一括りにされる、現代としては時代遅れで少々変わった人々にもいろんなパターンのマニアがいる。

 「買換えマニア」・・・1年もするとシステムの半分ぐらいが入れ替わったりして安住よりも流浪を好むマニア。

 「自作マニア」・・・アンプやスピーカーを自作する工作マニア。常に頭の中には次のアイディアが浮かんできて、製作する過程を楽しむ。

 「オーディオルームマニア」・・・オーディオの音は半分以上が部屋の音に影響されるとオーディオルームの音響調整にお金と労力を注ぐマニア。

 「真空管マニア」・・・真空管の魅力に魅入られてしまって、真空管に限っては金銭感覚が狂ってしまっているマニア。

 「スピーカー位置調整マニア」・・・部屋のどこにスピーカーを設置するか、さらにその位置の微調整に精力を注ぐマニア。

 「ケーブルマニア」・・・オーディオ機器を繋ぐケーブルによって音が大きく変わることに面白さを見出し、大量のケーブルを所有して変化を楽しむマニア。

 「インシュレーターマニア」・・・機器を設置する際に使用するインシュレーターに凝りまくっているマニア。

 「オカルトグッズマニア」・・・オーディオアクセサリーの世界で一分野を確立しているオカルト系グッズに魅入られてしまったマニア。

 等々、数え上げたらまだまだ何種類もの分類を羅列できるであろうが、いろんなタイプのオーディオマニアがいる。

 国立市にお住いのグールドさんのお知り合いであるブリッジドさんは、あえて分類するとしたら「パーツマニア」と言えるであろうか。

 特にアンプに使われているパーツ類、コンデンサーや抵抗などのパーツに詳しく、コレクションされているパーツ類の種類や数の多さは半端ないようである。

 グールドさんがお使いのKRELLの製品群は1990年代前半のものである。けっして新しいものとは言えない。

 20年以上の年月が経過すると、パーツ類の経年劣化は避けられないところである。そこで今回、ブリッジドさんの力を借りて消耗パーツ類を新しいものに取り換えてリフレッシュされたようである。

 「いや〜、やっぱり劣化しているものですね・・・新しいものに取り換えるとすっかりとフレッシュになりました・・・」

 その音の変化について「すっきりと抜けが良くなりました・・・」とグールドさんはメールで伝えてきた。

 終戦記念日の今日、午後は仕事を休んだ。そして、事務所のある国分寺市の隣の市である国立市に向かった。

 事務所の駐車場からグールドさんのお宅までは車で30分ほどの距離である。仕事関係の車が少ないので、今日は道が空いていた。 

2019/8/14

4903:水浴び  

 「都民の森」は標高が1,000メートルほどある。それでも陽光が当たる場所では暑かった。なるべく日影を選んで休息した。

 さらに「売店 とちの実」の裏側には水道があり、そこで冷たい水を頭からかぶって、火照った体を冷やした。

 他のメンバーは、「売店 とちの実」の名物である「カレーパン」や「みとう団子」を食べていたが、私は暑さで胃が弱っているためか、重めのものは受けつけず、冷やした蒟蒻に味噌だれを塗った「蒟蒻田楽」を食した。独特の柔らかい食感が魅力の一品である。

 メンバー全員が揃ってから、恒例の記念撮影を済ませた。下界はさらに暑いはずであるが、何時までもここにいるわけにはいかず、下り始めた。

 都民の森から出たところで、一人のメンバーのロードバイクがパンクした。すぐにUターンして戻り、「都民の森」で素早くパンク修理をした。

 パンク修理を終えて、リスタートした。ここから豪快に下っていった。下りでは強い風を体に受ける。風が体の熱を奪っていってくれるので、爽快である。

 「橘橋」のT字路交差点までそれほどの時間はかからなかった。その交差点を右折して武蔵五日市駅へ向けて走り続けた。

 標高が下がると気温が上がる。湿度も高いままであるので、不快指数は相当に高い値を示している感じであった。熱中症の警戒レベルは「要注意」から「要警戒」あるいは「厳重警戒」に達しているはずである。

 武蔵五日市駅の少し手前にある公園に急遽立ち寄った。ここには水道が設置されている。そこで再度水を頭からかぶった。首筋に水をかけて全身を巡る血液を冷ました。水を浴びると自然と笑顔になる。

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 リフレッシュしたところでリスタートした。武蔵五日市駅前の交差点を右折して睦橋通りに入った。ここからは日影はほとんどなく、車が放出する熱も側面から浴びることになる。

 ボトルの水を時折首筋や体にかけながら灼熱の睦橋通りを走り切った。往路でも休憩した拝島駅前のファミリーマートでコンビニ休憩をした。

 「都民の森」ではカロリーのある補給食を選択しなかったので、さすがにお腹が空いた。昼食として「和パスタ 旨塩あさり」を選択した。

 空になりかけていたガソリンタンクをそれで満たしてから、帰路の残りの行程を走った。玉川上水沿いの道は木が多く植わっている。木陰があるとほっと一息つける。

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 「百石橋」で本隊と別れて、3名の東大和市在住のメンバーはまっすぐ北に向かった。ここまで来ると自宅はすぐそこである。

 腰の具合は前週よりも随分と良くなった。「マウンテンサイクリングin乗鞍」まであと2週間ある。それまでには、もっと状態が改善されている可能性がある。そうなるとことを願いながら自宅へ向かった。

2019/8/13

4902:ヒルクライム  

 「橘橋」の交差点を左折して、上り基調の道を走り始めた。天気は完全に晴れになったので、厳しい陽光にさらされ続けた。

 標高は少しづつ高くなり始める。周囲の景色は目に穏やかなものである。緑は夏の盛りを思わせる濃さであった。時折は木々の作る木陰の道を通る。そこではひと時ではあるが太陽光の攻撃から免れる。

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 無理のないペースとはいえ、後半はそれなりにペースが上がってくる。腰の具合は先週よりも良いようであったので、そのしっかりとしたペースにもどうにか付いていけた。

 ようやく休憩ポイントである「数馬」に到着した。公衆トイレの脇には水道がある。その水道から勢いよく水を出して、皆頭からかぶった。

 冷たい水が本当に気持ちが良かった。これで少しばかり元気を回復した。ここからゴールである「都民の森」までは4.5kmほど。しっかりとした上りが続く。

 3名のメンバーが先行スタートしていった。残りの10名は数分後にスタートした。腰の周囲の筋肉には多少の張りが感じられたが、痛みが出そうな感じはなかったので、無理をしない範囲で走れる気がしていた。

 「負荷は220ワットぐらいでいこう・・・」そう思っていた。普段であれば230ワット以上の出力で走ることになるが、少し抑えめで走る予定であった。

 序盤、中盤はほぼ予定通りであった。腰には痛みが出なかった。「どうにかなりそうだ・・・この負荷で走り切れる・・・」そう感じていた。

 心拍数は高かった。数値は176以上の数値を示していた。これは暑さで体が疲れているからであろう。

 コースは終盤に入っていった。残り距離が少なくなってくると、左腰の付け根あたりに強い違和感が出始めた。

 「ちょっとまずいかな・・・」この違和感を感じて、少し負荷を落とした。180ワットまで負荷を落とすと、その違和感は増大することはなかった。

 終盤でペースを落としたが、約4.5kmのヒルクライムの平均出力は215ワットであった。2週間後に迫った「マウンテンサイクリングin乗鞍」では、このくらいの平均ワットで20km上ることになる。

 「腰がもつかな・・・」不安は不安であるが、痛みさえ出なければ走り切れそうである。当日は痛み止めを飲んで参加する予定である。

 「都民の森」は、多くのローディーで賑わっていた。駐車場も満車状態で、多くの方がここを起点とするハイキングを楽しんでいた。

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2019/8/12

4901:檜原村  

 国道16号から、睦橋通りに入った。睦橋通りは片側2車線の広い道である。その広い道をまっすぐに進んで行くうちに、雲に隠れていた太陽が顔を出し始めた。

 太陽が顔を出すと暑さがぐっと増してくる。「晴れてきたか・・・」と少しばかりがっかりとした。「このまま曇っていてくれたら・・・」と願っていたが、その願いはかなわなかったようである。

 睦橋通りを武蔵五日市駅まで進んでから、左折して檜原街道に入った。市街地を抜けていくと、道は緑に包まれ始める。

 日影のほとんどない睦橋通りに比べると檜原街道は日影が増える。両側を鬱蒼とした木々に覆われた「陰地」もあり、そこではひんやりとした空気感が心地いい。

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 13台のロードバイクで構成されたトレインは順調に檜原街道を進んでいった。先週のロングライドで痛みが出た腰の具合が心配であったが、多少の張りを感じるものの、先週よりは随分と良くなった印象である。

 「これなら、都民の森へのヒルクライムでも痛みが出ないかもしれない・・・」と期待感を持った。やがてトレインは休憩ポイントである檜原村の「山の店」の駐車場に着いた。

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 ここには、公衆トイレが設置されている。このトイレは最近総ヒノキ造りのものに建替えられた。ヒノキの香りが鼻孔に爽やかな刺激を与えてくれる。

 トイレを済ませて、ストレッチを繰り返した。ロードバイクで長い時間走っているとやはり腰や背筋に強張った感じが出てくる。それを少しでも和らげようと、ストレッチやマッサージをした。

 トイレ休憩を済ませてから、リスタートした。太陽は完全にその姿を現していて、強い陽光は容赦なく降り注いでいた。

 「橘橋」のT字路交差点まで走って、その交差点を左折した。この交差点からゴールである「都民の森」までは21kmの距離がある。

 「数馬」までは、無理のないペースで走って一旦休息し、「数馬」から先はフリー走行コースとなる。

 「数馬」を目指して、上り基調の道を進んだ。時折平坦路や下りを挟みながら、少しづつ標高を獲得していった。

2019/8/11

4900:曇り空  

 朝の天気は曇りであった。空は淡い灰色の雲が覆いつくしていた。「今日も気温が上がるであろうが、この天気であればそれほどの酷暑にはならないのでは・・・」と思えた。

 この時期のロングライドは、熱中症に注意しなければならない。太陽が出ているか否かによって、体が受けるダメージは大きく違う。

 いつものように「はやく起きた朝は・・・」を観終わってから、LOOK 785 HUEZ RSに跨って自宅を後にした。

 湿度は高かった。気温は26度ほど。灰色の雲が太陽を遮ってくれているので、朝の空気はこの時期としては爽やかなものに感じられた。

 多摩湖サイクリングロードを走った。湿度は高いので汗はやがて流れ出してくるが、このまま曇りの天気あれば今日は熱中症の危険性は低いような気がした。

 集合場所であるバイクルプラザに着いた。今日の参加者は13名であった。「マウンテンサイクリングin乗鞍」まであと2週間、ヒルクライムレースが近いので皆走っておきたかったのであろう。

 今日の目的地は「都民の森」に決まった。定番コースの一つである。13台のロードバイクは長い隊列を形成して走り始めた。

 小平市の市街地を抜けて、玉川上水に沿って道を西へ向かって走った。玉川上水沿いには木々が多く植わっている。その木々が作る木陰が嬉しかった。

 「先週よりも楽ですね・・・」といった会話を交わしながら、走っていくといつも休憩する拝島駅前のファミリーマートに着いた。

 ここで、トイレを済ませ、補給食を購入した。補給食として選んだのは、つくね串と全粒粉サンドサラダチキンとチェダーチーズ、これにコカ・コーラを合わせた。

 拝島駅の白いフェンスにはずらっとロードバイクが並んだ。拝島駅は西武拝島線とJR青梅線が交わっている。近くに日本語学校があるせいか外国人の姿も多い。

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 コンビニ休憩を切り上げて先へ進んだ。一旦国道16号に出る。天気が良いと富士山が見える地点を通過した。今日は曇り空であるので富士山は見えない。

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