デトロイトメタルシティ  TV・映画

映画「デトロイトメタルシティ」(以下、DMC)を観てきました。
原作がヤングアニマルに連載中の漫画なのは今更言うまでもないのでしょうか?


マニアックな漫画なのに意外と人気がある作品なようで、ボクの周りにも読んでいる人が沢山います。もちろんボクも好きだったのですが、最近はヤングアニマルを読んでもDMCは飛ばすようになってしまいましたw エロ方面ではない意味での下ネタが多くなってきたので、ちょっと苦手意識を持ってしまったのです。

とはいえ、連載初期におけるあり得ないシチュエーションによるシュールな笑いを誘うストーリーは好きでした。その辺りの物語を実写でどのように消化しているのかが気になったので映画を観てきました。我慢できずに事前にCDで予習を済ませて、ね。

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コメディ映画として期待して見に行ったわけですが、音楽を題材にした作品としてもクオリティが高い作品でした。少なくともボクにとっては。
「天使にラブソングを」や「スクール・オブ・ロック」などと同格といったら言い過ぎでしょうか?
デスメタルのくせに声質が奇麗すぎるとか、根岸にしてはフレンチポップとして良すぎるなどの批評もあるようですが、その辺はコメディ映画としてくくっていることで許されることはあってもマイナス評価にはならないと思いました。

この物語で描かれているアーティストとファンの関係はちょっぴり歪な愛の形だけれど、それでも誰かに夢や愛を与えることのできるアーティストという職業はやっぱり憧れます。
表現方法や作品が自己満に思われがちな場合でも、それを受け止めてくれる人がいればそこには相互に愛があるわけですよね。フィクションだということは重々承知していますが、バンドマンとしては勉強させられた作品でした。

とはいえ、難しいことを抜きにしてもエンターテイメント作品としてすごく楽しかったです。笑いました。
俳優生命をかけてクラウザーさん(根岸君)に挑んだと思われる松山ケンイチはもちろん、その女優生命をこちらが心配してしまいそうになるほどやりすぎな迫真の演技の松雪泰子。ジャック・イル・ダークのバックバンドとして出演していた鮎貝健とマーティ・フリードマンのロックフジヤマ(ヘビメタさん)コンビ。着メロがフリッパーズギター。大学生としてフレンチポップを奏でるカジヒデキなど、まさに邦画らしい見所も数えきれないほどあり、DVDが出たら何度も見返したい作品ですね。



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