日本の新型コロナウイルスの感染状況は、低い水準で推移はしているようですが、新しい変異株であるオミクロン株への警戒と対応が慌ただしく始まっております。このオミクロン株の初の感染例報告が南アフリカからであった事から、アフリカ各国の人々は脅威にさらされていることでしょう。もちろん、アフリカの妖怪も然りと言う事で、今回はアフリカ妖怪についてです。但し、本ブログで頻出の「
ミイラ男」に代表されるエジプトの妖怪は除きます。では先ず、例によって、
佐藤有文著の『
いちばんくわしい世界妖怪図鑑』からピックアップしていきます。最初は「
蛇くいイチモン」。毒蛇を食べてくれるという、人間にとっては"有益妖怪"といえるでしょう。
鎖に繋がれていますので、人に飼われる事もあるのでしょう。
次は"有害妖怪"で、アフリカの怪鳥「
バジリスク」です。
Wikipediaの解説によると、"ヨーロッパの怪物で、全ての蛇の上に君臨するヘビの王"とされておりますが、本図鑑ではその姿形は似ているものの、全く違う解釈がなされております。
"もともとはトカゲの一種"って、ひょっとして、このトカゲの事?
次は、アフリカのジャングルにいる妖怪「
幽鬼ゴモラー」です(同著者による『
妖怪大図鑑』では、
悪臭妖怪「
ゴモラー」になっています)。特徴を一言でいうと、"臭いおじさん"ですが、臭いだけにしてればいいものを、人間を動物の姿に変えるという余計な事をする"有害妖怪"であります。
この「
ゴモラー」は水木しげる大先生も図画にしておられます。但し、悪臭という特徴は同じでも、形はよく判らないとし、人間の姿にはなっておりません。
南アフリカ原産で、悪魔の花といわれる「
オオバナサイカク(大花犀角)」という強烈な悪臭を放つ植物があるようですが、もしかするとこういった、原因がはっきりしない臭い場所を、アフリカの原住民は妖怪のせいにしていたのかもしれません。
さて、『
いちばんくわしい世界妖怪図鑑』には、「
世界の超悪魔」の項があるのですが、その中からアフリカの悪魔を一つ、『
ゴメリー』です。
黒人限定で被害を与えるって、今はやりにくいでしょうね。
今回の最後は『
あにめたまえ! 天声の巫女』からアフリカ妖怪、「
象女房」と「
ヤムイモ娘」です。アフリカだから肌の色を黒褐色にしているのでしょうが、この御時世、"偏見だ"って茶々を入れてくる人もいるかもしれませんね。
・・・にしても、おっぱいは大き過ぎでしょ。

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