日本における新型コロナウイルス感染の拡大については、国民一人一人は勿論、政府・行政・医療機関、そして妖怪「
アマビエ」さんへの祈願(
3/21の記事・
3/28の記事参照)もあって、収まりつつあるようです。尚、この「
アマビエ」、ゲゲゲの鬼太郎第5シリーズアニメからですが、切手の図案(
2009/2/28の記事参照)にもなっておりますので、この際、ゲットしておくのもいいかもしれません。
できれば、第6シリーズアニメにも登場して、病魔を退散して欲しかったです。
ところで本ブログでは、イタリアやスペインで感染者数が増大していた際、その状況を危惧してそれぞれ、
3/10の記事・
4/6の記事で、現地の妖怪を紹介しました。で、現在は南米ブラジルで感染者数が大幅に伸びているという事ですので、今回はそのブラジルの妖怪を幾つか紹介しましょう。先ず、本プログで既出の妖怪では、
2014/3/8の記事で紹介した「
怪力男サッシー」が挙げられます。この妖怪は、一本足の巨人でありますが、
中岡俊哉著『
大怪奇ミステリーゾーン - 大人を恐がらせる』の「ブラジルの怪奇」の一つとして紹介されている「
白猿と巨蝶」の「
白猿」も一本足で、何か関連性があるのかもしれません。本には身長は2メートルあまりで、目が赤く光る。原住民たちにとってはこの世で最も恐ろしい"動物"だが、ここ50年来(1984年時点)目撃者はいない・・・等の解説が添えられています。
巨蝶の方は、血の色をしており、まだジャングルで目撃される。羽根を広げると40cmで、この姿を見ると病気になるなどと解説されております。
又、同様に巨大な虫の妖怪では、
佐藤有文著『
いちばんくわしい世界妖怪図鑑』には、「世界の超悪魔」のうち、今もこの世に出てくる悪魔の一つとして、ブラジルの「
フィク」が挙げられております。
眠れなくするとは、コーヒー豆生産量1の国の悪魔だけあります。
次は、例によって水木しげる大先生による『
世界の妖怪大百科』をチェックしてみると、巻頭カラーページの『妖怪のダンス』に「
ダズザ」(ブラジル)が、『南アメリカの妖怪』の章には、「
キブンゴ」と「
山の主(
カポイラ)」が挙げられております。「
ダズザ」は、解説が載っていないので、ここでは、トレーディングカードゲーム『
水木しげるの妖怪伝』を参照しました。
シャパタン山という地名は現実には存在しないのですが、そんなの気にしちゃいけません。
『
水木しげるの妖怪伝』には、他にもブラジルの妖怪として、「
カア・ポラー」が妖怪カード化されています。
顔や頭髪は人間の女性のようですが、首から下は「白猿」と同様、猿人ぽいです。
最後は、『
世界の妖怪大百科』の「
キブンゴ」。解説文は "森の巨人ともいわれ、森に住んでいる。背中に大きな口がついていて、頭を下げるとその口が開き、人間の子供を好んで食べる・・・" とあります。よほど恐ろしい姿をしているのかと思えば、
名前も形もポケモンです。ありがとうございました。

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