前回の記事で、「ゲゲゲの鬼太郎」第6シリーズアニメに登場した"チンさん"こと、妖怪「
チン●」(
●=
ポ)を紹介しました。ここは、水木しげる大先生が付けたのオリジナル名通り、勇気を持って「
チンポ」として欲しかったところです。さて、水木大先生は妖怪の「
チンポ」や、「
怪僧チンポ」(
2016/9/22の記事参照)の他に、コロコロコミックに出現しそうな、ずばり「
キンタマ妖怪」なる妖怪も、私たちに伝えてくれておりました。その名の通りの特徴を持つ妖怪で、人間の男にその迷惑な特徴を空気伝染させてしまう、マレーシアの有害妖怪であります。
確かに、歩けなさそうなので、飛びまわるのは理解できます。
また、水木大先生は妖怪図絵としての「
田県神社」で、現地でスケッチしたのか、写真などを模写したにか判りませんが、そこに祀られている男性のシンボルをリアルに描かれておられます。
この神社付近に住んでいる、子供を持つ親御さん、なんか大変そう。
ところで、"男性や女性のシンボル"の妖怪の代表として一つ挙げるなら、アイヌに伝わる"地中の妖怪"という意味の「
トイポクンオヤシ」でありましょう。自分のアソコだけを地表に出して、通りすがりの人を驚かす妖怪です。女性版は
2013/10/13の記事を見て頂くとして、今回は本記事に即して、『
妖怪交戯 肆』から、男性版「
トイポクンオヤシ」です。
この妖怪から逃れる方法は幾つかあります。その一つがHを試みる事らしいですが・・・
この男性版「
トイポクンオヤシ」ですが、『
萌える! 淫魔事典』によると、"地表に「キノコのようなもの」、つまり男性器だけをにょきっと生やし、それを上下に揺らしながら女性の前にあらわれる。"とあり、上の図画はちょっと形状が違います。もしかすると、下図のような感じで、旦那に不満なご婦人がLLサイズのキノコを見て、誑かされる様を妖怪化したのかもしれません。
「熟した実を落としてン!」って、一体何をどうすればいいのでしょうか。
まぁ、幻想でも本当のマツタケなら、体の一部では勿論ありませんので、引っこ抜けば済む話ですが、これがマジで妖怪の一部だったらとなると、これは大変です。参考例として、昭和期の某成人向け漫画雑誌にある『
怪奇!! 桃色キノコ峠』を見てみましょう。
これは果して、男性版「トイポクンオヤシ」なのか!? 「オロローン」
ヒエっ "ホトすわせー、ホトすわせー"と鳴く、妖怪「魔羅お化け」の登場であります。

2