大ブームは去りましたが、まだまだ根強い人気の「
ポケモンGO」、現在の起動画面は「はがね /じめん」タイプの"てつへびポケモン"「
ハガネール」が地中から飛び出している画面になっております。
この構図、どこかで見たような・・・
と、思ったらそれは、
瀧夜叉姫が召喚した巨大骸骨(
2013/8/11の記事参照)をモチーフにした水木しげる大先生による「
がしゃどくろ」の図画(
2009/7/10の記事参照)でした。
骸骨系妖怪なら、メジャーな「
骨女」や「
狂骨」など、幾つかは本ブログでも過去に登場しておりますが、今回は「
がしゃどくろ」のような巨大なタイプを紹介しましょう。先ずは"
大人を恐がらせる 大妖怪伝説"から身長10m超えで、その名も、そのまんまの「
骸骨妖怪」。
退治する方法が全くないので、まだまだ現役でしょう。
下の妖怪は、一般的な柄杓バージョンの「
船幽霊」とは別の「
大どくろ」を伴う「
幽霊船」です。この妖怪が現われたら、"柄杓バージョン"では有効な底抜けの柄杓を渡しても、全く効果なし。もう諦めるしかありません。
でも、歯抜けのドクロは何となく間抜け。
他の陸上の巨大骸骨には全身が骨格でできた容姿の「
ギョー」というのがおります。怪獣の範疇に入っておりますが、どうみても妖怪であります。但し、実際の「
ギョー」は「
ギョー」と吠える"巨大怪魚"。この骨怪獣との脈絡はよく判りません。
頭部を人の頭蓋骨に置き換えると、まさに「がしゃどくろ」です。
今回の最後は「
ドクロン妖怪」。地上を亡者で占領しようと企む妖怪で、"
悪魔くん"に登場しました。首から下は骨格がデザインされたコスチュームを着ているようですが、その頭はまさに骸骨。でもなぜか髪の毛は"ふさふさ" ?
頭蓋骨に植毛、凄い技術かもしれません。

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