今回も
前回に続いて地獄の妖怪についてですが、ここで紹介するのは通常は人間の中に潜んでいるのですが、60日毎にある庚申の日にその人の悪行を地獄の閻魔大王に密告しにいくという"
虫"です。
三尸といいます(別名:
三虫)。
X線検査やCTスキャンなどでは見つかりません。なんせ、スパイですから。
水木しげる大先生はこの
三虫を妖怪の範疇にいれ、ゲゲゲの鬼太郎アニメにて登場させています。第3シリーズ第55話「(マル)秘指令 ねずみ男は死刑だ!!」で、ねずみ男が老人を相手に
三虫に関する講義をしています。
人の頭のなかには「
泥太宮」という神、心臓には「
蜂の宮」という女神、へその下には「
血戸」という神様が住んでいる。そして体の中央には「
三虫」という悪魔が住んでいる、云々と説いています。
血戸が狼男じゃなかったら、もっと信憑性が高かったでしょう。
でも、ねずみ男は言葉巧みに老人達を騙し、
三虫を弱体化させるというニセのエキスを高額で売りさばき、大金持ちになるのですが、この詐欺行為をねずみ男の
三虫が閻魔大王に報告して…というのがこの回のストーリーになっています。
金髪・センター分けのヘアスタイルが笑えます。
でも、実はこの回にはもっと、目を見張るべきシーンがあるのです。ねずみ男が詐欺で儲けた金で購入したポルシェ風のスポーツカーで、猫娘の近くを通った際にスカートの裾がなびいて、
パンチラ、いや純白のパンモロ!第5シリーズアニメが、もし再開するなら、この位のサービスもお願いします!

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