2010/10/9
闇について 徒然浮草
光を知って
はじめて闇を
知る如く
人間は他人と言う
光にあたって
はじめて人となる
しかし稀に
光を知らずとも
闇を知る者が
在るのだ……
吉野朔実 『恋愛的瞬間』死んだふりをする女たち より
†解釈として……†
本人の資質で或る処の【魂】スピリットは受肉後の環境下、また、一定の方向性を意図した(此の場合、より、善良かつ社会的な方向性に仮定する。)育成や教育云々に拠ったとしても如何とも曳航、もしくは矯正し難い部位があり、此を『業』と呼ぶか、『本質』と解釈するかは、育成者や監視者の主観に拠る処が大きい。
此の、【魂】の本質的部位の変革や意図的な【光】と仮定される一定方向への成長には多大な労力と経験、そして、自他共に沢山の犠牲を伴なう。
如かして、敢て確固たる本人の意思の元に光を拒絶し、闇を選び取るならば、それは称讚に値し、神なる絶対者を筆頭に他者の介入するべき処ではない。
其は、【幸福】と【救済】への自らの拒絶であり、明確な一つの【意思】として尊重されるべき【思想】である。
残念乍ら、其処迄深く美しい他者に依存しない自立した【闇】に出会う機会はほぼ無い。
大概は動物的感覚を自ら、また周囲が制御出来ない只の機能不全なガラクタであり、【成り損い】の其に違いない。
【闇】のそれは、震える程に禍々しく美しい宝石の様な闇だが、そう成る前に、生存機能に伴う妥協と快楽という本能にひしゃげ砕かれてしまう。
もしくは、未処理の未熟なドロドロとした感覚や感情を吐き溜めて腐らせ、四方に擦り付け回った様な、甚だ不様な『闇に似た汚物』が在るだけである。
まぁ、何が言いたいかと言えば…覚悟のすすめです。
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はじめて闇を
知る如く
人間は他人と言う
光にあたって
はじめて人となる
しかし稀に
光を知らずとも
闇を知る者が
在るのだ……
吉野朔実 『恋愛的瞬間』死んだふりをする女たち より
†解釈として……†
本人の資質で或る処の【魂】スピリットは受肉後の環境下、また、一定の方向性を意図した(此の場合、より、善良かつ社会的な方向性に仮定する。)育成や教育云々に拠ったとしても如何とも曳航、もしくは矯正し難い部位があり、此を『業』と呼ぶか、『本質』と解釈するかは、育成者や監視者の主観に拠る処が大きい。
此の、【魂】の本質的部位の変革や意図的な【光】と仮定される一定方向への成長には多大な労力と経験、そして、自他共に沢山の犠牲を伴なう。
如かして、敢て確固たる本人の意思の元に光を拒絶し、闇を選び取るならば、それは称讚に値し、神なる絶対者を筆頭に他者の介入するべき処ではない。
其は、【幸福】と【救済】への自らの拒絶であり、明確な一つの【意思】として尊重されるべき【思想】である。
残念乍ら、其処迄深く美しい他者に依存しない自立した【闇】に出会う機会はほぼ無い。
大概は動物的感覚を自ら、また周囲が制御出来ない只の機能不全なガラクタであり、【成り損い】の其に違いない。
【闇】のそれは、震える程に禍々しく美しい宝石の様な闇だが、そう成る前に、生存機能に伴う妥協と快楽という本能にひしゃげ砕かれてしまう。
もしくは、未処理の未熟なドロドロとした感覚や感情を吐き溜めて腐らせ、四方に擦り付け回った様な、甚だ不様な『闇に似た汚物』が在るだけである。
まぁ、何が言いたいかと言えば…覚悟のすすめです。
