2006/3/19
他人の恥ずかしネタだけでは不公平なので自分のも
これも随分前の話(レンタルビデオもなかった時代)
毎週のように行っていた古本屋さん
「ゾッキ本」と言って
週遅れ、月遅れの雑誌の売れ残りを半額くらいで売っていた
私は「GORO」(一部の人には懐かしい名前)などのゾッキ本をよく買っていた
ある日、こうした雑誌をもってレジに並び
私の番になり代金を支払うと、店の御主人が
「お客さんにはいつも買っもらってるのでこれどうぞ」と
2冊の本を手渡そうとした
それは、たかが本のくせにビニールらしきもので厳重に封をしたもの
イツモイツモ、ソノテノホンバカリ、カッテルワケジャナイゾ、と思いつつ
ちらと後ろを振り向くと20歳くらいの女性が単行本を持って立っている
0.5秒ほど熟考の末、わたしは
「すみません」と言って遠慮なくいただいた
ああ青春だったなあ

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投稿者: sugarball
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