「MIRRORS」
ポスターですら自主規制
久々シネコンに行きました
韓国映画「MIRROR」のリメイクです
オリジナルはレンタルDVDで先週見てしまいました
ちょっと後悔してます
やっぱリメイクだから基本のストーリーいっしょだし
職務の中で同僚を誤射し殺してしまった
元刑事のキーファー(「24」のジャック)サザーランド
薬に頼る日々から脱却しようと
火事で全焼したデパートの廃墟の夜警のバイトに
その焼けただれた部屋の数々にある
鏡(mirrors)に不思議な現象が・・・・・
鏡を見てる登場人物
当然鏡の中の自分は同じ行動をする
当たり前ですよね
でも
もし違ったら・・・・・
アメリカで予告編さえ上映禁止になったとか
若干ネタバレしてまっせ
YOUTUBEで評判になった
「口開けすぎだろ」のシーンは
何度か事前に見てましたが
何度見ても怖いです
今夜帰って来て見てみたら
YOUTUBEからしっかり削除されてました
寝付き悪いでしょうね
あのシーン
前半はアジアンホラーっぽく進む
シネコンの観客はまったく音を立てずに見てます
こんな静かな館内ははじめてです
「口開けすぎだろ」シーン!やはり自主規制。怖すぎです
首チョンパのスプラッターホラーでも
心霊映画でも
大抵のホラーに耐性のある私でも
時々、息するの忘れていた
というくらい怖いです
■ここから思いっきりネタバレです!!!■
でもでも
後半
急にいかにもハリウッドにしてしまいます
オリジナルに比べて
予算をかけたスペクタクル
何故モンスター仕様にする?
いちばん残念なのは
つじつま合わせをしてること
「呪怨」がアメリカで受けたのは
理不尽だったからだそうです
アメリカ映画のホラーは
ヒドイ目に遭う人々にはそれなりの「ワケ」がある
そんな「つじつま」が求められる
それは宗教観とも関係あるらしいですが
「呪怨」は
そんなことお構いなしに
誰でも理不尽にヒドイ目に遭う
この理不尽さが新鮮で
アメリカでナンバーワンヒットになったとか
どこかで読みました
韓国製のオリジナルにも
それなりの「つじつま合わせ」がありますが
ハリウッド版では
これでもか、これでもか、と「説明」する
はっきり言って後半20分要らんです
これでは
観客は家に帰っても
安心して
鏡が見られます
鏡を見るのが怖くなるくらいの理不尽さがほしかったです
「説明」要らんから
鏡が怖くなるような話(映画)を
最後に
おまけに
最後のオチがオリジナルと全くいっしょだった
まあ
このオチの「理不尽さ」が
ハリウッドが映画化権を買った最大の理由だと思いましたが

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