異論のある方もおられるでしょうが・・・・
15年くらい前だろうか
女優の桃井かおりがテレビで
「本当の優しさっていうのは」という話題をしてて
「彼の大好きな料理を一所懸命作り、冷蔵庫に入れておき、
彼が部屋に来て『腹減った。なんかない?』と言ったら
『冷蔵庫になんか入ってたんじゃない』とさりげなくすること」
と言ってました
しかし、私は、その時、「それは違うんじゃないか」と思いました
「あなたが好きなもの一所懸命作った」ってアッピールしていいんじゃないかと
先ほど「熟年離婚」をテーマに2時間ドラマがあっていました
定年を迎えた夫婦の妻、石毛良枝が
「自分勝手で、外面ばかりのあなたにはウンザリ!」
と離婚を申し出る
黙ったまま部屋を出る夫
ふとテーブルの上を見ると
夫の会社の社内報が
その中には
定年を迎えた夫の挨拶代わりのエッセイが掲載されていた
「今まで自分がやってこれたのは妻のおかげ、
これからは妻に感謝し、第二の人生を歩みたい」と
そして「夫婦で行く温泉の旅」のパンフレットが
この記事を見たことで石毛良枝の心はほぐれるのですが
でもでも、私は思う
いつもいつもちゃんと言わなきゃダメだと
どれだけパートナーを大事に大切に思っているか
いつも感謝してるか
いつも気がかりに思っているか
いつも言うべきじゃないかと
大学のころ、ある女の子と喧嘩したとき
私が言ったセリフ
「キミは勝手だ!
自分のことは『それくらい言わなくても分かってよ!』と言い
僕のことは『ちゃんと言わなきゃ分かんないわよ』と言う」
やっぱり、ちゃんと、いつも言わなきゃダメ

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