続けてもう4本ほど
やはり「お薦め」です
「食わず嫌い」せずいろんな国、ジャンルの映画観ると得しますね
「フィオナの海」(94・米)
1940年代。母親を亡くした幼い少女フィオナがアイルランド北の貧しい漁村で暮らす祖父母のもとにやってくる。フィオナは、小さい頃ゆりかごごと海に流された弟が生きてると信じていたが、ある日アザラシと泳ぐ弟?を目撃する。私の大好きな北イギリスもの。荒涼たる風景の中に人間の生きる意味を問いかける
「やかまし村の子どもたち」(86・スウェーデン)
たった3世帯しかない小さな村での日常。驚くほどなにも起きない。フツウの生活が淡々と綴られる。ある意味私のベスト映画。美しい風景。優しい村人たち。あくまで子どもらしい子どもたち。短い映画なので一度観て欲しい。続編の
「やかまし村の春・夏・秋・冬」もある
「ラテンアメリカ光と影の詩」(92・アルゼンチン、仏)
東欧と並び、幻想映画好きの南米映画。氷に閉ざされた?アルゼンチンから生き別れの父を捜して自転車で旅に出る主人公の少年。街中水没していて移動は全て船というブエノスアイレス、などなどムチャクチャな設定で幻想的な映像が奇妙な登場人物とともに不思議なリアリティで描かれる
「ラブセレナーデ」(96・オーストラリア)
時々傑作映画を出すオーストラリア映画の珍品。片田舎に暮らす姉妹の家の側に人気ディスクジョッキーが引っ越してきて、二人は同時に夢中になりあの手この手で気を引こうとする。コメディのノリでストーリーは進むが誰も想像できないアーーーーっと驚くラストを迎える。場面毎のしかけも面白い。期待を裏切らない


0