トラスパーソナル心理学、物理学、歴史、神話、経典の解説など、自分は果して正常な精神状態なのか、沸き起こってくるさまざまなイメージはそれぞれの分野で妥当なものと言えるのかどうかなど、4年間で600冊、金額にして200万円は購入し、斜め読みした。
正誤の如何は専門家でないためわからなかったが、いずれも狂っているわけでも、まんざらでたらめなイメージでもないということがわかってきた。
当時はそれだけの書籍代を支払える収入と収納できる環境にあった。
師匠でもいれば、正しく導いてくれただろうが、一人でというわけではないが、自分で越えなければならなかった。
仲間の忠告は、「風呂にゆっくり入れ」ということだった。
血液の循環が良すぎて、頭が興奮状態であり、そのために恐怖感など様々な感情が湧き出しているので、脳への血流を抑える意味での風呂だったということは、あとで本か何かで知ったことである。

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