【twitter】11年6月10日
他と自己の意識の共有の場を有したならば、その場では、他と自己との境界を緩やかにすることができる。
その場を基準に、表現としてはいかなるものであっても、それが自己と変わらないものであるのなら、怒りも、嘆きも、恨みもない。
表現者から感受者への一方的な情報の流れではなく、バイアスがかかっているところに、喜びも怒りも悲しみも楽しさもある。
それは言葉や文字、表情や声のトーンなどによっても変化するだけでなく、両者の過去からの関係性によっても大きく伝わる情報が変化する。
共有する場を獲得するのに、過去の関係性、もしくは初めての関係性の場合に、多くの言葉が必要になる。
共有する場を獲得してしまえば、その場にあっては自己と他者という境界はなく、ただただ共鳴しているだけである。

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