3ヴィーナスと武士との会話を作りなさい(3分)
○武士「拙者・・」 ヴィ「ニホンゴ、ハナセマセン」(圭史)
○武士「えいえいやぁ・・」ヴィ「ヴィース」(せつこ)
○武士「蛤は初手赤貝は・・という川柳を知ってござろうか」ヴィ「海のあわから生れたわらわは、女の悦びをいまだ知りませぬ」(正博)
○武士「コレハコレハ眩しうござる」ヴィ「ポポポ・・ご自由になされませ」(千秋)
4昭和天皇と誰かの会話を作りなさい(3分)
○天皇「朕は生物学者だとそちは信じておるや」「南方熊楠のグリコのキャラメルは信じております」(正博)
○天皇「これはこれはソクサイで何よりに思う」「はい、促成栽培のトマトでございます」(千秋)
○僕「川柳をやっております」天皇「あっそう」「川柳は五七五です」「あっそう」僕「あなたは天皇ではありません」天皇「あっそう・・」(圭史)
○私「今日はお暑うございます」天皇「あっそう・・」(せつこ)
○天皇「いい天気ですね」 蝉「お久しぶりです」天皇「あのコンビニできたの知ってますか」蝉「ええ土の中で・・」(美樹)
5乗っていた飛行機が墜落するとき作った短歌(3分)
○くるくると飛行機回る目も回るこの世の未練あの世の憧憬(由紀子)
○神様を怒らせたのは私ですだからお願いこれは夢です(真理子)
○落ちてゆく落ちてゆくふっとトンボの目玉になって(千秋)
○「あの頃の話をしょう」君が言う十六夜月のなかで会おうね(美樹)
○私だけきっと助かる青空のそんな気持ちで抱く羽根枕(彰子)
○着陸はしない翼に乗っている実に静かに始まる明日(博造)
○今はもうなにもいらないあなたへの思いを抱いて地の果てに墜つ(せつこ)
○紙切れに走り書きする遺言のユイゴンの字が思い出せない(明)
6奇跡的に墜落を免れたときの一句(3分)
○この命ひろった生だ無駄にできそう(久良)
○針千本飲んであなたのそばに行く(正博)
○蘇る予備の翼があったんだ(多佳子)
○親指を噛んでしんしんする安堵(瞬夏)
○浮遊するかげろうのごと揺れながら(千秋)
○春の鳶三分前のおれのかな(裕)
○青空の向こう側から匂い立つ舟(美樹)
○遺言は次の機会に使います(明)
まだまだ続く

10