昨日は和気句会があって、高齢の女性たちの元気なのに驚いた。顔から湯気があがるほど真っ赤に日焼けして、傘もささずにやってくる。しかし救急車で運ばれるようなことになったらご近所に迷惑かけるから、日中の畑仕事はやめたほうがいいとか、せめて日傘ぐらいはさしなさいとか世話の焼けることだが、その後も、膝を痛めて歩けないとか、やっと歩けるようになったとか、孫自慢もうんうんと目を細めて聞いてあげればきりがない。それでも今日は句会だから、園長先生のつもりになって、ちょこっと川柳や
る。
句会名物の即吟は、最初はなかなか皆さんに馴染まなかったが、今は課題を出すと、競って手をあげる。句を口頭で述べてホワイトボードに書き写してゆく。「ヘタやなあ・・」とけなして、でもさすがに味がある・・といった感じで、結構皆さん面白がってくれだした。「バックストローク」とは遠い川柳の世界だが、これも川柳と割り切って高齢者に愉しんでもらっている。
それで、ふと気がつけば8月だ。

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