セレクション柳人『畑美樹集』に、『何年か前、知人に薦められ、古代に使われていたという古代文字について書かれた本「秘められた日本古代史 ホツタムへ)」』を読んだことがあるという記述があり(松本善之助著、筆者注)、古代文字の成り立ちについても数行書かれていた。
それを目にしたある女性が図書館でその本を借りてきた。
数年前、やはり「ほつま」について熱心に研究している女性からも「古事記」や「日本書紀」以前に、あるいは、それとは別の日本史ということで、「ほつま」という古代史があることを聞かされていたのだが、あまりにも難解で、私の頭の中の歴史観が混乱しそうになり、そのままになったという経過がある。
その偶然に驚きながら、本を手にした女性はどう読むか。また感想を聞かせていただきたいと思っている。

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