足利家の功

2009/5/31 | 投稿者: 鹿野苑

私は足利家が好きである。足利家といえば後醍醐天皇に歯向かった逆臣として戦前・戦中は日本史上最大の悪とされていたもんだが、この民主化の時代には足利が好きと言おうがなんと言おうが自由である。ありがたい時代だ。

その悪の張本人とされた尊氏も好きだが、私が特に好きなのは義満(3代将軍)と義政(8代)と義輝(13代)。12代義晴は我が家に桐の紋を下賜してくれたという意味で好感を持っているが、別に将軍としての魅力は感じない(だって弱っちいんだもん)。

なぜ足利が好きなのかというと、現在のいわゆる「和風」という優れた文化が確立されたのは足利時代で、しかも足利将軍がそれを主導しているからだ。遣唐使の廃止以来、日本独自の国風文化が育ったが、現代の観念でいう「和風」とそれとはちょっと隔たりを感じる。「和風」とはすなわち足利義政に始まる東山文化のことだと言っていい。つまり、我が御屋形様のいう「超和調」も足利義政のリードした東山文化なくしては有り得なかったのだ(大真面目)。足利家、もっともっと顕彰されていいと思う。
2



コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ