北朝鮮核実験への抗議に代えて

2009/5/25 | 投稿者: 鹿野苑

少々怪獣の話にお付き合い願いたい。

ゴジラは元々ジュラ紀の恐竜の生き残りだった。水爆実験でその住処たる海底を荒らされ、しかも放射能の影響で不死身の怪獣となり、怒りに燃えて人類に復讐するのだ。ゴジラとはまさに、反核の映画である。
ゴジラを抹殺する化学兵器・オキシジェンデストロイヤーを発明した芹沢博士は長年の研究の成果であるその資料をすべて焼き捨て、自らもオキシジェンデストロイヤーによるゴジラとの心中を選ぶ。やがて各国の指導者に技術が洩れてはこの大量破壊兵器が戦争に悪用されることが間違いないからだ。芹沢博士は自らの口封じをしたのである。
オキシジェンデストロイヤーでゴジラが抹殺されたラストシーン、芹沢博士の師・山根博士はひとりつぶやく。
「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行なわれるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかに現れてくるかもしれない」

北朝鮮の親玉のような奴がいるから芹沢博士が死を選ばねばならなかったのであり、海底でのんびり暮らしていたゴジラが人類に災いする魔獣に変貌したのである。ゴジラの同類がどこにも現れない世界になるには、まだまだ程遠いらしい。
0



コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ