インドのテロのニュースを受けて

2008/11/28 | 投稿者: 鹿野苑

ビーケーワンに注文していた前から欲しかった本、最近お気に入りのさくら剛さんの「インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも」というタイトルの本が届いた今日の新聞の見出しがインドのテロであることは皮肉な話だ。犯人はイスラム過激派を名乗っているらしい。

私はイスラム教に対して、少なくともキリスト教よりは好感を持っていた。他の宗教への寛容さはイスラム教の方が上だし(キリスト教徒はイスラム教徒を悪魔と呼ぶが、イスラム教徒はキリスト教徒を啓典の民と呼んで一定の敬意を持っている。これはムハンマドにアラーの啓示を伝えたのが聖母マリアに受胎告知をしたのと同じ大天使ガブリエルだからである。故に十字軍戦争では十字軍はイスラムの捕虜を虐殺したが、イスラム軍は十字軍の捕虜を保釈金を受け取ることで解放した)、中世のイスラム世界の文化は素晴らしい。ヨーロッパはいつも先進国だったというイメージを持っている人も多いだろうが、それは大きな間違いで、中世ヨーロッパはかなりの後進国だったと言っていい(魔女狩りなどを本気でやっていたし、排泄物は桶に溜めて夜に二階の窓から外へ投げ捨てていた。だから当時のパリはとても臭い街だったらしい。同じ頃、江戸には下水道が整備されていた)。そしてその時期に世界の最先進国はイスラム世界だった。例えば足の傷が化膿したら中世ヨーロッパでは斧で足を切断するしかなかったが、イスラム世界では化膿巣を切開して排膿することで治療していた。だから、イスラムへの好意はある程度私は持っているのだ。

しかし、今でもアフリカのイスラム教国では生まれてすぐの性器切除などが本当に行われているそうだし、イランなどのイスラム法に厳格な国では(日本人から見たら)些細なことで残虐な処刑が行われている。何より今回のようなテロが起こるのは、ムハンマド自身が剣を持って聖戦(ジハード)を戦った経歴があるからで、聖戦という言葉を一部の乱暴者が使いやすい環境があるのだ。よく知ればイスラム教は優れた宗教なのだけど、悪用しやすい点があるということは否めない。

最後に、今回のようなテロを理由にまた温和で真面目なイスラム教徒が迫害されたりすることのないように祈る。
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2008/12/3  11:52

投稿者:鹿野苑

我らが蓮如上人も一向一揆をなんとかやめさせようと腐心してましたもんね。結局止めることは出来なかったわけですけど…。

アメリカは新大統領に画期的な人が就任しましたから、今までよりは良くなるんじゃないかと期待しています。

2008/11/29  10:56

投稿者:東王子

いつも宗教って、政治に利用されてますしね。それで、宗教も誤解されてしまう。本当の、宗教者って、あまり表舞台に出ようとしない方の方が多いですのに。
ベルサイユも本当に悪臭がひどかったらしいですしね。江戸の方が、よっぽどエコでクリーンだったようで。
でも、今後はアメリカの枯渇と退廃が心配です(日本に響きますし)。

http://blogs.yahoo.co.jp/ntfsx570

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