安楽庵策伝の寺

2022/3/13 | 投稿者: 鹿苑院

岐阜出身の偉人の一人に安楽庵策伝がいる。我らが浄土宗西山派の僧だが、説法に笑い話の要素を取り入れる試みを行った。このお笑い説法が落語の原型となる。策伝は落語の祖なのだ。
一説に策伝は曽呂利新左衛門と同一人物という噂もあるが、その話はおもしろ過ぎて信用できない。やはり定説通り、金森長近の弟とする方が自然だろう。

その策伝は後に西山深草派の法主となるのだが、若い頃は故郷美濃の浄音寺で修行をし、その住職を務めたこともある。
ではその浄音寺はどこにあるのかといえば、岐阜市三輪だという。ファミリーパークにほとんど隣接しているらしい。これ、僕の実家からそんなに遠くない。これは一度行かねばならない。

なお、「浄音」はおそらく西谷浄音に由来する名前だろう。西山浄土宗、浄土宗西山禅林寺派の祖である。
浄音寺は禅林寺派であり、策伝も禅林寺(通称の永観堂の方が紅葉の名所として通りがいい)で修行したことがある。
禅林寺派の僧だった策伝が深草派の法主になったということは、西谷義と深草義がそれほど対立するものではなく、むしろかなりの親和性を持っていることを窺わせる。
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