徳川家慶小伝

2021/2/23 | 投稿者: 鹿苑院

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今年の大河ドラマで吉幾三が演じている十二代将軍・徳川家慶。どちらかといえば丸顔の吉幾三とは似ても似つかない、長い顎の持ち主だったと言われている。

子作り日本一の父・徳川家斉とは不仲であった。将軍職を譲っても実権は譲らない父への不満が最も大きな理由だが、もう一つの理由として宗教問題もある。家斉は日蓮宗の信者だったのに対し、家慶は徳川家代々の浄土宗。日蓮宗と浄土宗では水と油である。

家慶自身は将軍として自ら政治に腕を振るうことには乏しかったが、水野忠邦、次いで阿部正弘を抜擢するなど人材を見る目にかけてはなかなかの物があり、暗君とは言い切れない。
自らの息子・家定よりも一橋慶喜を将軍にしたがっていたとも言われており、これが本当ならますます彼の人を見る目は確かである。もしその構想通り慶喜が十三代将軍になっていたら江戸幕府はもっと延命したであろう。
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