夢の中の喫茶店トーク

2020/10/8 | 投稿者: 鹿苑院

法然上人は唐の僧・善導大師の著書によって自らの教えを確立したため、彼を師と仰いでいた。
ある日、法然上人の夢に善導大師が現れ、「あなたの勧める念仏は正解なので、私が証人になりに来ましたよ」と言った。善導大師は法然上人より500年前の人だが、この師弟は夢の中で対面を果たしたのである。

僕にも直接会ったことはないが師と仰ぐ人がいる。週刊ファイト元編集長・井上義啓氏。彼にかかるとプロレス記事は文学になってしまう。その重厚な文体に僕は惹かれた。
読者から電話があると、喫茶店で待ち合わせして何時間も語る「喫茶店トーク」が名物だった。年齢的・地理的制約で僕は喫茶店トークの恩恵にあずかることはできなかったが。

夢の中で僕は、I編集長が行き着けだという喫茶店を訪ね、店員に写真を見せて「この人を知っていますか?」と聞いてみた。
ああ会いたいんですか、という感じであっさりとI編集長が夢に出てきてくれた。マネージャーなのか中高年の女性も一人いてあれこれ仲介してくれた。
現実の喫茶店トークのように深い話にはならず、雑談しただけだったがそれでも僕には貴重な楽しい夢だった。
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