納豆vsチーズ

2018/10/22 | 投稿者: 鹿苑院

アントニオ猪木は納豆協会から表彰されたことがある。その経緯はこうだ。

「プロレスこそ最強の格闘技なり」──その信念を証明するべく猪木が繰り広げた一連の異種格闘技戦の初めの頃、オランダの柔道金メダリスト、ウィリエム・ルスカと闘った。
試合前の会見の席で、ルスカが「俺は故郷オランダのチーズを食べて強くなった」と語ったところ、負けじと猪木が「日本には納豆がある。私は納豆で体を作った」と言い返したため、はからずもこの試合は納豆vsチーズの様相を呈することと相成った。

納豆製造の組合が「納豆頑張れ! チーズに負けるな!」という横断幕を掲げて観戦するほどの事態となったこの試合は猪木の勝利に終わり、晴れて納豆の名誉を上げた功労者として表彰されるようになった次第である。




しかし冷静に考えると、猪木は成長期にはブラジルのコーヒー農園で働いていたのだから納豆で体を作ったという言い方は正確さを欠くような気がする。
力道山にスカウトされる時、「日本でプロレスをやれば毎日納豆を食わせてやる」という口説き文句でプロレス入りを決めたという逸話もあるがいくらなんでも鵜呑みにはできない。

ちなみに猪木流の納豆の食べ方は、醤油の代わりに亜麻仁油を使うことだという。
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